広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

千秋地区の解体2つ

2016-11-08 23:27:56 | 秋田の季節・風景
秋田駅西口の北側、脳研裏の一帯で行われている、秋田駅西北区画整理事業
最近は、南のフォーラス脇・広小路側では下水道工事が行われているものの、それ以外に直接的な動きはなさそう。

北側のセントポール教会(正しくはアールベルアンジェ秋田?)付近には、線路の下をくぐるアンダーパスが建設される計画。こちら側は、ちらほらと動きが出てきた。(線路部分は手付かず)
2014年春に、脳研裏崖下のセントポール教会から北方向・手形陸橋下へ向かう道路沿いにあった、かつてヤマザキデイリーストア【13日補足・デイリーヤマザキかYショップだったかもしれない。あいまいです】だった建物が解体されたことを取り上げた。解体後、そこが道路になるのかと思ったら、アパートができたのでそうでもなさそうだった。
Googleマップに加筆
ところが最近、デイリー跡の南隣(上の地図の赤丸。千秋城下町)で…
秋田駅・セントポール教会側から。直進した先が手形陸橋、左が千秋公園方面の坂、右がアンダーパス予定地方向
十字路の北東側の建物が解体されている。

上の写真右側の白い囲いのところは、建物がほぼなくなっている。
ここは3階建ての「第二金子ビルアキタパークハイツ」で、古いながらもダンススタジオや飲食店などが入っていた。写真で見えている南面が正面だったが、西面の交差点角の建物とデイリー跡の間にも奥まった出入り口があって中でつながっていたらしく、在りし日は通り抜け禁止の掲示があった。
反対側から
そして、交差点角の黄土色の2階建ての建物も解体されようとしている。
この建物
1階に店が2つ入っていて、うち1つ、まさに角の部分はかつては中華料理屋だったはずで、最近は居酒屋があった。居酒屋は、向かいの交差点南西角へ移転した。
向かって左側の店がメインで、食料品をいろいろ扱うような、最近は少なくなった個人商店。近年は縮小営業傾向だったのかもれないが、軒先に果物が並べられたり、週刊誌のラックがあったりした。
「Takeya」の看板が残されている

店主から「お客様各位」
8月末で閉店していた。47年間の営業だったそうで、1969年からになる。

ここの裏=線路側では、土木工事が始まって「道路を築造しています」との看板がある。おそらくアンダーパスとこの交差点を結ぶ道路ができるらしい。デイリーヤマザキがあった建物も、道路側はかからなくても、敷地の裏の方で新しい道路の用地になったのかもしれない。




もう1つ。千秋トンネルの反対側、千秋矢留町。
トンネルの入口のすぐ横にあった「すくすく保育園」が、2013年に同じ町内の生活金融公庫のあったビルへ移転していた。

旧園舎は、3階建てのビル(の全部?)を使っていたが、移転後は空いたまま。入居者の募集も行われていなかったようだ。それが、
解体された(10月下旬撮影)
10月初め頃から始まり、1か月かけて終わりつつある。鉄骨造だった。

デザイン的にも、おそらく実際の築年数でも古くは感じない建物だった。
保育園が入る前は、暴力団の事務所が入るだか入りそうだかということで問題になった。立地としては、中央分離帯があって、トンネル入口の直前ということで、車での出入りは大変そう。きゅうくつそうにも感じるし、日当たり・風通しも良くはなかったのかも。

※当記事で紹介した2つの解体のその後はこちら
コメント (2)
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