木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

オリンピック閉会

2010年03月01日 | スポーツの周辺
オリンピックが今日閉会した。

今回のオリンピックほど、熱心に見たオリンピックはなかった。

なぜ、そんなに一生懸命に見たのだろうかと、自分でも思う。

ひとえにはブログの発達というのもあると思う。

オリンピック選手でも自分でブログを立ち上げている人がいて、そのブログを読むことによって、選手の考え方などを知ることができる。

そして、分かったのは、自分があまりにもオリンピックのことが分かっていない、ということ。

結局、マスコミは視聴率を取れるものしか報道しないし、オリンピックの中にも、競技上の軽重があるという事実。

今日、橋本聖子団長がメダルが少ないことに対して「メリハリをつけた援助を考える」と言っていたが、これはどういう意味なのだろう。メダルに近い有望選手がいる競技には金を出す、ということか、それとも、人気のある競技に重点を置いて金を出す、ということか。
人気がある競技は黙っていてもスポンサーがつくから、そっちは企業にまかせて、国はむしろマイナーな競技に力を入れるべきだと思うのだが。
だが、人気ある競技というよりも、人気がある選手ということになるのかも知れない。
モーグルだって、上村愛子選手ばかりにスポットが当たって、男子の選手など誰が出たか知らない人が多いのではないだろうか。
確かに見て面白い競技というのはある。
カーリングは、女子だけで、男子にはカーリングがない、と思っている人も多い。
もし代表になっていたのが女子でなくて、男子だったら、あんなに視聴率が上がらなかったかも、という懸念もある。
すべては、人気。
すべては、視聴率なのかなあ、と思ってしまう。

今日、NHKの五輪総集編が放映された。
ひどい内容だった。
結局、メダルを取った人間か、上村選手のような人気選手に偏った編集。
これが日本マスコミの現状だ。
ついでに言わせてもらうと、NHKで使われたラルクアンシェルの歌も最悪だ。
スポーツの対極にいるようなバンドの曲を選ぶNHKのセンスはひどい。

少し、感情的になってしまったブログでした。

↓ よろしかったら、クリックお願いします。

人気ブログランキングへ

和風ブログ・サイトランキング





最新の画像もっと見る

コメントを投稿