木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

ジュースプレッソ EJ-CP10A ~スロージューサー

2013年03月05日 | 製品紹介
変なところで私は凝り性だ。
ひそかに健康オタクでもある。
だったら、酒量を減らせばよほど健康になるのだろうが、酒ばかりは「分かっていても止められない」。
そこで免罪符的にいろいろなものを買ってしまうのだが、今回の買い物は正解だった。
シャープの「ジュースプレッソ EJ-CP10A」である。

野菜や果物をジュースにするのには、ジューサ―とミキサーがある。
ミキサーというのは、野菜や果物を丸ごと使うもの。
ジューサ―は絞りかすとジュースに分けるもの。
丸ごと摂取という点ではミキサーのほうがいいが、飲みにくくなる。

ジューサ―は高速回転のものと、スロージューサ―があって、昨今注目されているのはスロージューサ―のほうである。
スロージューサ―の長所は酵素が壊れにくい点。
欠点としては、価格。
とにかく高い。
ヒューロムというメーカーのものがいいと教えてもらったが3万円を超える。
これはなかなか手が出ない。
アマゾンを見ていると、シャープも出している。
がんばろう、ジャパニーズメーカーという訳で、思わず衝動買いをしてしまった。24,000円くらいだった。
12月に購入したのだが、飽きやすい私がまだ飽きずに使っているところを以てしても、なかなかの優れ物のように思う。
今まで使ってみての感想などを書いてみたい。


まず外観。全体に細長い感じで、キッチンに置いてもさほど邪魔にならない(137×192×415mm )。
ダークブラウンとえんじ色は、主張し過ぎず気に入った。ただ、重さは5.2kgだから思ったより重い。

もともと私はジューサ―で作ったトマトジュースが好きで、高速回転のジューサ―も持っていた。

かなり頑張った印象の歴戦の兵である高速ジューサーに手伝ってもらい、比較テストをしてみた。
なにせ、4倍以上の価格差があるのだから。


テストには、人参300gを使用。知多の名産、碧南美人です。
同じ量を絞って、どちらが多くできるか勝負。


スロージューサ―。


普通のジューサー。

証拠写真にしては分かりにくい。何かどちらも同じに見えるなあ、と思われた方。正解です。スロージューサ―を使ったジュースは180mlくらい。普通のジューサ―でも170mlくらい。出来上がりの量にはほとんど違いがありませんでした。


絞りかす。左がスロージューサ―、右が普通のジューサ―。
これまた量にはあまり違いがない。


出来上がりのジュース。左がスロージューサ―、右が普通のジューサ―。
右のジュースのほうが泡立っている。スロージューサ―のほうがそれだけ丁寧に絞られていると分かる。

上記の比較テスト及びこれまでの使用の感想を踏まえて、スロージューサ―の長所とされている点を考察してみます。

1.絞りかすが少ない → ?
このシャープ製品に限ったことなのかも知れないが、特に絞りかすが少ないとは思いません。絞りかすの量はかなりのものです。
でも、絞りかすが少ないということはそれだけジュースに繊維質が入るということになり、飲みにくくなるので、絞りかすが少ない=長所とは限らないと思います。
2.味がいい → ▲
人参ジュースに限っては味の優位性は感じませんでした。
でも、トマトジュースは断然、スロージューサ―のほうが美味しかったので、素材により出る差が大きいように思います。

高速ジューサ―のほうはすぐに分離してしまうのですが、スロージューサ―のほうは時間が経っても分離しません。それが味とどう関係しているのか分からないけれど、トマトジュースに関しては味に明らかな差がありました。素材によって、味に差が出るものと、出ないものがあるのでしょう。
3.後始末が簡単 → ×
高速も低速も、使った後、洗う作業が大変です。

とくにこのシャープ製品は、写真の左にある部分に洗っても流せないほどカスが詰まるところがあります。
箸で突けばいいだけなのですが、男にとっては面倒くさい。
4.体重が減る → ?
朝、朝食代わりに飲んで、他に口にしなければ痩せるかも知れません。
5.音が静か → ▲
高速から比べると静かですが、どちらもうるさいと思います。 

おいおい、じゃあどこがいいところなんだ、と思った方もいらっしゃるでしょう。
私が思う一番の長所は、ずばりキッチンに常設できる点です。
大きさもデザインも常にキッチンに置いておいて邪魔になりません。
コンパクトさは最も大きなファクターだと思います。
目につくところにあるというのは、「使ってみるか」と言う気にさせます。

ホームページを見ていると、スロージューサ―を使ったジュースが薬効でもあるかのように書いてあるところもありますが、それはいくら何でも無理です。
ずっと飲み続けているうちに、気が付いたら健康になっていた、という感じではないでしょうか。
正直なところ、高速ジューサ―との違いというのは、はっきり分からないところがあります。
でも、せっかく続けるなら、より効果の高そうな器具を使ったほうがいいだろう、というのが私の結論です。
スロージューサ―の中での価格差は使い勝手などの差が大きいだろうから、ある程度廉価で、日本のメーカー(生産は海外だそうですが)を選んだのですが、正解だったように思います。

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