たびびと

世界を楽しく旅しましょう!

世界遺産観光地から開発途上国まで、世界各地の心あたたまる、すてきな風をお届けします。

外国で強盗に遭遇したらどうしますか? エジプトの風

2010年03月29日 | エジプトの風
テロ対策に続いて2つほど安全対策の秘訣を書いていきます。

まずは、ホテルに滞在している場合の留意事項です。
就寝するときにしなければならないことがあります。
それは、靴をベッドの横に置いておくことです。
簡単ですがとても大切なことです。

爆弾テロで爆発があったとします。
ガラスあるいは金属の破片が部屋に飛び散ると、裸足では歩けなくなるからです。
ホテルへの短期滞在ばかりではなく、長期滞在で家に住んでいるときも靴をベットの横においておくと、万が一のときに対応できます。

テロとは関係ありませんが、最後に、もし海外のホテルあるいは住居で強盗と遭遇してしまった場合の大切なポイントについて付け加えます。

無抵抗が原則です。
時と場合によって細かい対応方法の違いがありますが、原則は無抵抗です。
強盗が金銭を要求します。彼らは少しでも早く現場から立ち去りたく思っています。焦っています。
彼らの要求に対して、こちらが素直に従わないとします。あるいは少しでも抵抗の素振りを見せるとします。すると、すぐに命を落とすか、大怪我をします。

無抵抗以外にとても重要な気をつけることがあります。

あなたが家族と一緒にホテルに滞在していたとします。
強盗が何かを要求してきます。
そのとき、家族同士で簡単な会話をします。
「あなた、金庫のお金を出して持ってきましょう」
「金庫の鍵はどこだったっけ」

実はこの日本語の会話が危険なのです。
日本語で話をするのが普通です。すると、強盗は何かよからぬことを企んでいると勘違いをします。
彼らは命懸けで強盗に入ります。少しでも何か不安となる要素があると、危機感を感じ、発砲するのです。容赦をしてくれません。

だから、日本人の家族同士で話をするとき、なるべく現地の言葉を使わなければならないのです。現地の言葉を話せないときは、ジェスチャーという方法もあるかと思います。
あくまで、泥棒が不信感を抱かないコミュニケーション方法を選択する必要があるのです。

これは、実際に自宅に強盗に入られた大使の方から聞いたお話でした。

ちなみに、僕も危険な目にあったことがあります。
バスに乗っているとき、拳銃ではなく、長剣を振り回しながらバス強盗が乗り込んできたことがありました。


多くの方に楽しい旅をしていただければと思います。
応援のクリックをどうもありがとうございます。

人気ブログランキングへ

コメントを投稿