たびびと

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出張とドライバー

2013年03月31日 | ペルーの風
大学で車を運転。
それ以降、自分で車を所有したのは、海外赴任をしていたときの2年間のみ。
日本では運転していない。

とはいうものの、海外にいた10年間、車での移動は欠かせなかった。

遠距離の出張が頻繁にある。

事務所の公用車を利用。現地人ドライバーが同行した。
どこかの会社の会長なみの待遇だ。日本では考えられないが、海外ではこれがふつう。


メキシコを除いて、中米の開発途上国では電車が走っていない。
バナナを運ぶ商業用の電車がコスタリカで走っていた。観光用に1週間に一度、客も乗せている。
これは特別。

電車の維持管理が難しいので普及していない。設備投資にお金もかかる。

電車が走っていない根本的な理由として、そもそも人口密度が少ないので、電車の必要性は少ない。


大型都市間を移動するためのバス便は多い。

「出張のときに、そのバスを利用すればいいんじゃないですか。税金を節約してくださいよ」

残念なながら、出張のときにバスは利用できない。

パスを使えない最大の理由は、治安上の問題。
バスでの移動は危険だ。
バスジャック、バス強盗、交通事故。
しょっちゅう新聞に一連の記事がのる。
バスターミナル周辺は、犯罪多発地帯であることが多い。
胸を刺された日本人もいた。


他のバス移動の問題として、時間があげられる。
ターミナルに行き、バスに乗り、途中の停留所で何回も停車し…
半日で終わる出張が1日かけても終わらない。


「わかったわよ。百歩ゆずって、自分で運転したら?」

うーん…

開発途上国での運転はとても勇気がいる。
日本とは異なる交通事情。譲り合いの精神は少ない。信号の故障が多い。

最も注意するのが、危険区域。

土砂崩れ、強盗が頻繁に出没する地域…
これらの危険をかぎわけられのては、現地のドライバー。

ついでに書くと、自分で運転するには、すごい距離。
くたくたになって仕事どころではなくなる。

とにかく安全が第一。


こんな理由から、ドライバーを雇うのは、税金の無駄遣いではない気がしている。

一方、
「車のグレードは、もう少し低いものでもいいよなー」
勤務していたときにはよく思っていたが…




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