稲田朋美防衛相は8日の参院予算委員会で、戦前の「教育勅語」について、「日本は道義国家を目指すという教育勅語の精神は、今も取り戻すべきだと考えている」と評価した。社民党の福島瑞穂副党首への答弁。

 福島氏が「教育勅語が戦争への道につながったとの認識はあるか」と質問したのに対し、稲田氏は「そういう一面的な考え方はしていない」と反論した。衆参両院は戦後の1948年、教育勅語の「失効」を決議している。

 一方、稲田氏は、学校法人「森友学園」の籠池泰典理事長と面識があり、自身のパーティーに籠池氏が参加したこともあると説明。ただ、「ここ10年くらい会っても話してもいない」と述べ、同学園に対する国有地売却への関与も否定した。

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教育勅語を教えられた世代の人はもう少ないでしょう。

原文で暗誦できる人は更に少ないと思います。

まず言葉が難しい、そしてその意味もサッパリです。

ですから幼稚園児が暗誦するのは凄い事です。

素晴らしいかどうかは別にして・・・・。

 

その内容は社会人として当たり前の事、そして成長過程で学ぶべき内容です。

12の徳目

  1. 親に孝養をつくしましょう(孝行)
  2. 兄弟・姉妹は仲良くしましょう(友愛)
  3. 夫婦はいつも仲むつまじくしましょう(夫婦の和)
  4. 友だちはお互いに信じあって付き合いましょう(朋友の信)
  5. 自分の言動をつつしみましょう(謙遜)
  6. 広く全ての人に愛の手をさしのべましょう(博愛)
  7. 勉学に励み職業を身につけましょう(修業習学)
  8. 知識を養い才能を伸ばしましょう(知能啓発)
  9. 人格の向上につとめましょう(徳器成就)
  10. 広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう(公益世務)
  11. 法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう(遵法)
  12. 正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう(義勇)

このどこか批判されるのかわかりません。
 
換言するなら、上記の事がしっかり教育されていない現代人は時には理解不能な事をするのです。
 
しっかり教育されていないから、虐めもあるし、人に迷惑をかけても平気な人もいるのです。
 
最近ではいい大人でも理解不能な迷惑行為をします。
 
いわば迷惑行為の「高年齢化」も進んでいます。
 
 
勿論教育勅語の精神を教えられていても、迷惑行為や虐めをする人がなくならないでしょうが
 
確実に減少すると思います。
 
 
ところで教育勅語、GHQの圧力で禁止されました。
 
国会で1948年に教育勅語の排除や失効が決議されていますが、日本が主権を回復したのは1952ねんですから
 
GHQの占領下です。
 
ひとつには天皇への忠誠、天皇の為に命を捧げるとの趣旨が危険とみなされたのでしょう。
 
 
命を捧げるとまで言わなくても、国への忠誠心は持つのは当たり前の事。