【カイロ=溝田拓士】在イラク日本大使館は31日、フリージャーナリストの常岡浩介さんが、イラク北部でクルド自治政府当局に拘束されたと明らかにした。

 常岡さんはイラク北部モスル周辺に入っており、当局は目的などを調べている模様だ。

 常岡さんの知人によると、常岡さんは10月19日ごろにモスル周辺に取材に入った。知人はメールで常岡さんと連絡を取り合っていたが、同月28日以降は連絡が取れないという。

 モスルはイスラム過激派組織「イスラム国」の支配下にあり、イラク軍がクルド自治政府の治安部隊や米国主導の有志連合の支援を受け奪還作戦を続けている。

 常岡さんはこれまで、シリアなど「イスラム国」の支配地域で取材経験がある。

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常岡浩介氏がイラク北部で拘束されました。

ISIL?と思いましたがクルド自治政府当局とのことで一安心です。

 

昨日中田考氏の店舗が家宅捜索されたニュースがありましたが

 イスラム法学者・中田考氏の古物店や自宅を家宅捜索 警視庁 記録なく商品売買

商品売買の際に記録を残していなかった(古物営業法違反)容疑での捜索。

記録を残していないだけで店舗や自宅を捜索するっておかしい。

別件で?と思っていましたが常岡氏の拘束と関係があるのでしょうかね。

 

中田考氏の家宅捜索の報道で常岡氏のtwitterを見ましたが

特に変わったこともなさそうでした。

https://twitter.com/shamilsh/status/791426169027592193


この投稿直後に拘束されたのでしょう。

クルド自治政府は常岡氏の渡航目的を調べているとの事ですから

常岡氏はスパイ容疑をかけられているかもわかりません。

 

渡航制限がある地域に入り、結果拘束された場合

日本政府は相手国、もしくはテロ組織と交渉します。

危険だから行くな、と言っていても国民を守る責務から交渉するのです。

それには金銭的時間的な負担を強いられます。

※クルド自治政府管理地域はレベル2か3のようですから、常岡氏は比較的安全な場所で取材していたようです。

 

いつもこのような事件があった時思うのですが

何らかの負担、具体的には金銭的な負担を請求できないものか

諸経費というようなものを請求してもらいたいと思います。

また、それだけでなく何らかの罰金のようなものも請求できないのか、

そう思ってしまいます。

 

ハッキリ言って、ジャーナリストと言っても一般人にとっては迷惑な方。

私は身の危険を冒してまで現地の状態を報道して欲しいとは思いません。

 

無事帰国してくれることを祈っていますが、

「無事帰国できてよかったね」と諸手を挙げて喜べません。

今回は相手はISILではないので、悲惨な結果にはならなさそうですが

良かった良かったとは素直には喜べません。

本当にはた迷惑な、そう思うだけです。

 

また、今後こんな問題が起こらない為の何らかの対策を考えるべきだと思います。

 

ところでシリアで拘束された安田純平氏はどうなったんでしょうね。

安田氏の場合、常岡氏より危険な状態のようですが新しい情報はないようです。

彼の場合、金銭がらみみたいですし、常習犯のようなものですから

もしも無事帰国出来たら、国外追放か永久にパスポート交付禁止にしてもらいたいです。

 

 

※クルド自治政府は危険レベルはレベル3

「クルド自治政府 外務省危険情報」の画像検索結果

 

シリア全土は危険レベル最高のレベル4「退避勧告」が出ています。

 

 

 

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