加藤氏は新型コロナウイルスが感染拡大する中、昨年以上の署名が集まったことに謝意を表し、16日に米ワシントンで開かれる日米首脳会談で、改めて拉致問題解決に向けて米国に協力を求めていく考えを伝えた。

 署名の手交は首相官邸で行われ、松浦氏のほか、国民民主党の川合孝典、田村麻美両参院議員らも同席した。

 UAゼンセンには松本京子さんら当時組合員だった拉致被害者や特定失踪者がいる。平成14年から拉致被害者家族の支援に取り組み、23年からは拉致問題担当相への署名提出活動を始めた。今回の提出分を含めて署名の累計提出筆数は374万筆を超えるという。

菅首相は2年前の訪米前にもUAゼンセンから拉致被害者救出の署名を受け取っています。

これも日本単独での解決よりアメリカの協力も必要との考えなのでしょう。

そう考えると少々複雑な気持ちになりますが、日本だけで拉致問題を解決するのも難しいのも事実です。

アメリカに、そして国際社会に拉致問題の実態を訴え、何とか被害者を取り戻す道筋を作ってもらいたいです。

北朝鮮の人権弾圧と北朝鮮を支援する中国のジェノサイド。

この東アジア最悪の二国をこのままにしておいていい筈はありません。

訪米が国際社会に訴える好機と捉え、菅総理には存在感を示して欲しいところです。

 

丁度2年前の拙ブログの記事を読み返すと、拉致問題進展は全くないのがよくわかります。

拉致被害者奪還に全力を尽くすと、菅官房長官が5月に訪米か。UAゼンセンが積極的に拉致問題に取り組んでいた。。。 - 気になる事  blueのためいき (goo.ne.jp)

 

2002年の蓮池さん達の帰国から何も変わっていません。

2014年のストックホルム合意も虚しく、時間を無駄にしたとの思いが強いです。

拉致被害者、そして被害者家族はどんどん年老いてきています。

人生の半分以上を貧しくそして気の休まる事のない過酷な生活を強いられている被害者たち。

なんとか米国や国際社会の協力で帰国し、日本での平穏な生活を送ってもらいたいです。