
オウム真理教の一連の事件で死刑が確定していた6人の死刑が執行されたことが関係者への取材でわかりました。
関係者によりますと、死刑が執行されたのは、岡崎一明死刑囚(57)、横山真人死刑囚(54)、端本悟死刑囚(51)、林泰男死刑囚(60)、豊田亨死刑囚(50)、広瀬健一死刑囚(54)の合わせて6人です。
教団の元代表の麻原彰晃、本名・松本智津夫元死刑囚ら7人には、今月6日に刑が執行されていて、教団に対する強制捜査から23年余りがたって、13人の死刑囚全員に刑が執行されました。***********************************************************************************
7月6日に松本智津夫ら7人の死刑が執行されましたが、
オウム真理教事件、松本智津夫ら7人の死刑執行。
今日は残り6人の死刑が執行されました。
これでオウム事件の死刑確定者全員の刑が執行された事になります。
逮捕から23年。長かったです。
やっと、との思いがあります。
犠牲になったご遺族の方にはかけがいのない家族を亡くされた無念さは消える事はないでしょう。
また未だ、後遺症に苦しめられている方には終わりはないでしょう。
しかし死刑確定者全員の執行がされた事により、一つの区切りとなったと思います。
またテレビでは死刑制度について賛否両論、色々議論される事と思います。
恐らく、死刑を批判する人が多いでしょう。
死刑執行の署名をした上川法相に批判がされるでしょう。
しかし、これは法に基づいた執行です。
日本は感情で物事を決めたり、感情で法律を変えたり、感情で裁判をしたりしません。
法により、物事を決め、法により死刑も執行されたのです。
オウム真理教から分かれたアレフや光りの輪、山田らの集団が活動をしています。
オウム事件を知らない若者たちが入信しているとも聞きます。
若者たちにはオウム真理教の恐ろしさを知ってもらいたいですし、
と同時に公安調査庁には厳しい監視を願うと共に、今後その活動を停止出来ないのかと強く思います。
これはよく言われている宗教弾圧ではありません。
オウム真理教はテロリスト集団だったのですから、その流れをくむ団体を監視するのは当然です。
オウム事件はテロ事件だったのです。
その事をマスコミは忘れている気がします。
死刑執行ばかりに焦点を絞り、テロ事件を根絶する気迫が感じられません。
一連の事件で警察庁、公安調査庁、政府は反省すべき事は大いにあります。
またテレビの報道にも反省すべき事はあります。
その上で、二度とあのようなテロが起こらない為にあらゆる方策を講じてもらいたいです。
上川法相はテロリストの標的になっている可能性があります。
彼女とその家族には厳重な警護をするのは当然ですし、
身の危険を増すような上川氏の批判をマスコミがする事のないように願うばかりです。
※下図は松本智津夫ら7人の死刑執行時の収容されていた拘置所の地図です。