ことし4月、東京 池袋で高齢ドライバーの車が暴走し、2人が死亡、10人がけがをした事故について警視庁はブレーキとアクセルの踏み間違いが原因だったとしてドライバーを来週にも過失運転致死傷の疑いで書類送検する方針です。

*************************************************************************

上記事は被疑者の名前が書かれていませんが、NHKのサイトでは

旧通産省の幹部だった飯塚幸三元職員(88)となっています。

他社では旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)とも。

元職員、元院長との表記に違和感があります。

飯塚幸三により尊い二人の命が奪われたのです。

院長との肩書が必要ですか。

氏名のみの呼び捨てでいいのではないかと思います。

 

ところでJNNのインタビューに答えた飯塚幸三の発言にも怒りを覚えます。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3825915.html

「体力に自信があったが、おごりもあった」「自分の体力を過信していた」

ここまではいいです。

反省もしていると言っていますから。

しかし次の発言を聞いて、反省などしていないのではないか。

二人の命を奪った罪の意識の希薄さに怒りさえ覚えます。

「安全な車を開発するようにメーカーの方に心がけていただき、高齢者が安心して運転できるような、外出できるような世の中になってほしいと願っています。」

車が悪いのですか。

メーカーの開発が遅れていると言いたいのですか。

今のままだと高齢者が外出もできないと批判しているのですか。

この飯塚幸三の傲慢さを感じます。

そして歩行も覚束ないような体力で運転した犯人、そしてそれを許した同乗者の妻の責任はないのでしょうか。

飲酒運転をした車の同乗者も罪に問えます。

酒を提供した飲食店も罪に問えます。

では夫が通常の身体能力もないのに運転させた妻の責任はないのですか。

勿論、歩行も困難だと自覚していた飯塚幸三の責任も問えるはずです。

高齢者との事情もあるでしょうが、書類送検で終わるのはおかしいです。

こんな車の所為にするような男にはもっと重い罪を科してもらいたいです。