難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者で日本ALS協会副会長の岡部宏生さんが衆院厚生労働委員会に出席できなかった問題で、参院厚労委は16日、来週にも行われる障害者総合支援法改正案の参考人質疑に招致することで大筋合意した。
10日の衆院厚労委では民進党が岡部さんを参考人招致しようとしたが、与野党協議の結果、実現しなかった。参院厚労委では岡部さんへの参考人質疑の実施が重要だと判断。与野党の筆頭理事間で23、24両日のいずれかに招致することで大筋合意した。
また、衆院厚労委の渡辺博道委員長は16日、国会内で岡部さんと面談し、「結果として出席できなくなり、委員会としておわびします」と陳謝した。岡部さんも謝罪を受け入れたという。【阿部亮介】
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先週10日にALS協会副会長の岡部氏が厚労委員会に招致されていましたが実現しませんでした。
なんでも与党が悪い等と民進党が主張していましたが、
このほど協議の結果、来週に岡部氏が招致される事で落ち着いたようです。
この事について民進党の山井和則氏が記者会見で自民党を批判し
その動画とその書き起こしが民進党HPに公表されています。
「前代未聞の障害者差別が国会で行われた。与党は猛省を」山井国対委員長代理
それによると
民進党が難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の男性を参考人とすることを求めたところ、
与党側から出席を拒否された。この件について記者団から見解を求められた山井代理は
「前代未聞の障害者差別が、こともあろうに衆院厚生労働委員会の場で行われてしまった。与党に猛省を求めたい」
と述べた。
この事について、山井氏はツイッターでも与党を批判していました。
【報ステ】 ALS患者が参考人出席できず
前代未聞の障害者差別が国会で起こるとは!
障害者差別をなくす先頭に立つべきなのが国会です。
ALS患者の参考人出席に反対した与党は猛省すべき、と、
私は記者会見で述べました。
ところがこのツイッターは削除済みです。
これで誰が嘘を付いているのかわかるというものです。
というか、与党を批判できると飛びついたのか、批判の為にデマを流したか・・・・。
※詳しくはこちらにも→http://www.honmotakeshi.com/archives/48586329.html
またこの件で岡部氏と親交があるALS患者の恩田聖敬氏が彼に連絡をしたところ
次の様な答えがあったそうです。(抜粋します)
http://blog.livedoor.jp/onda0510/archives/3174807.html
連休中日の5月2日に、民進党議員より
「委員会内で各政党の参考人に対する質疑に岡部副会長では時間がかかり
質疑が十分できないので別の人に代わって欲しい」
との意見があり、調整が難しいので、申し訳ないが常務理事に代わって欲しい
との要請がありました。
マスコミは水掛け論の様に報道していますが、まるで与党が悪いような印象を与えています。
また民進党HPにこの件について与党が悪いかのような書き方ですし
同党、蓮舫議員も同じ意見です。
https://twitter.com/renho_sha/status/730269658964615169?lang=ja
蓮舫氏は東京新聞の記事を元に呟いているようですが、
東京新聞と民進党が手を組んだ悪質なデマ拡散なんでしょうか。
デマを元に与党を批判するのは民主党時代からの党の方針なのでしょうが
そのまま民進党に引き継いでいるところを見ると、全く反省もなく学習もしていないということです。
民進党には今夏の参院選で議席を減らす事を望むばかりです。
こんな政党が野党第一党ってどうなの?って思ってしまいます。
もっと健全でこの国の将来の為に与党と切磋琢磨する野党を望みたいですね。