【ワシントン=大木聖馬】6月12日にシンガポールで行われる米朝首脳会談が迫る中、米トランプ政権は北朝鮮側に完全な非核化を迫る方針を堅持し、北朝鮮ペースの議論には応じない姿勢を明確にしている。
ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は16日、米FOXニュースのラジオ番組で「北朝鮮に非核化の意思がないのであれば、我々は見返りを求める北朝鮮と際限のない協議に陥るという過去の失敗を繰り返さない」と述べ、北朝鮮に主導権を握らせない考えを強調した。
ボルトン氏は13日のABCテレビのインタビューでは「(恒久的な非核化は)見返りが与えられる前に行われなければならない」と強調。核のほかに「弾道ミサイル」と「生物・化学兵器」についても、交渉の余地がないものとして廃棄要求を突きつけていた。
これに対し北朝鮮は、16日、金桂官キムケグァン第1外務次官の談話という形でボルトン氏を名指しで批判し、米国との首脳会談に応じるか「再考」すると表明するなど、いらだちをあらわにした。*************************************************************************************
16日未明に北朝鮮は南北高官協議をドタキャンしたのですが、
ここに来て駄々をこねているのか、それとも何とか北が優位に立ちたい為なのか
普通の感覚としてはあり得ない話です。
それが有り得るのですから北朝鮮はそれだけ異常と言えます。
簡単に嘘を付き、簡単に前言撤回をするのが北朝鮮です。
ですから最後の最後までアメリカには気を抜かないでもらいたいです。
ボルトン大統領補佐官の「過去の失敗を繰り返さない」との発言を信じたいです。
トランプ大統領はその場の気分で考えを微妙に変えるところがありますから
米朝首脳会談で、その場の雰囲気で北朝鮮に譲歩する可能性が無いとも限りません。
会談直前に安倍首相も釘を刺してくれるでしょうが、ボルトン氏にも大統領の暴走を止める役割を果たしてくれることを期待します。
また米・報道官の「北朝鮮が会談したくなければ、それでも構わない」との発言も心強いです。

この様に米国側の発言が北朝鮮への圧力になっていますが、日本はどうでしょう。
米朝首脳会談ですし、朝鮮半島の事ですから直接の当事者ではありませんが
拉致問題もありますし、北朝鮮の軍事的脅威を一番感じなければいけない国が日本です。
ところが憲法9条の存在もあり、北朝鮮への軍事的圧力は皆無ですから、北朝鮮は日本を恐れていません。
更には国会はいまだにモリカケ問題で、安倍批判一辺倒ですから情けないです。
日本は北朝鮮に対し、軍事的に圧力を掛ける事は出来ませんが、他人事では済まされません。
ですから国会議員がもっと北朝鮮問題を議論し、それをマスコミが取り上げると世論も盛り上がります。
日本にはそれしかありません。
北朝鮮への圧力は世論の力しかないのです。
国会議員の責務を左翼野党は忘れています。というか最初から責務を知らないのでしょう。
国民の生命と財産を守るという責務を果す為に、今こそ北朝鮮問題を国会で議論してもらいたいです。
そしてマスコミはジャーナリズムの責務は何かを考え、国民の世論を盛り上げてもらいたいです。
> 国会議員がもっと北朝鮮問題を議論
与野党問わずという視点だと思いますが、護憲派野党は「対話路線」がありきで、
根本は反日勢力です。
ただひたすら、国内問題を取り上げ安倍政権批判に専念している事が、ある意味語っています。
一定数の批判勢力の存在を許容しても、今の野党は尋常ではありません。
常に国防上や日米連携に関しては、表に出せない必然性もありますが、そうであっても国会質疑を
なさない国会には憲法の制約を強く感じます。
> マスコミが取り上げると世論も盛り上がります。
小泉訪朝がその典型でした。マスコミが小泉氏を応援し、それに適う施策を小泉氏がしていたという
相関関係ともいえます。
現状からすればマスコミは安倍叩き、本来のマスコミの在り方からは逸脱している異常性がわかります。
拉致問題に関しても、関心を持ってない様にさえ感じてます。
【米ギャラップ社は2/19日、「米国の最大の敵対国」として、米国民の51%が北朝鮮を挙げたと
する世論調査結果を発表した。】 時事通信より、米国内の情勢も方向性が示されています。
米朝会談の日時が発表され、それまでの時間も攻防がされている事であり、情報が出てきてます。
情報戦の佳境に入っているとさえ、思えます。
日米連携への公式発表となった日米首脳会談後の(安倍総理盟友)甘利 明氏HPでの記載を
お知らせいたします。宜しければ、ご一読をおすすめします。(ご存知でしたら、御容赦願います。)
h ttp://amari-akira.com/01_parliament/2018/354.html
国会リポート 第354号 総 覧
なんとしても米朝首脳会談は成功してもらいたいです。
そして日本や国際社会への脅威を減らすと共に、念願の拉致被害者全員の帰国が一日も早く実現してもらいたいです。
野党5党の議員は南北朝鮮系が多いと聞きます。
ですから根本的には反日なのでしょう。
もしかしたら民団や朝鮮総連からの指示があるのかもと思う事もあります。
しかし、多くの野党議員は無能です。
ただ安倍批判をするだけです。
それがどんな結果をもたらすのかも想像しない人が殆どだと思います。
また小泉訪朝での平壌宣言を見ても小泉氏への不信感も募ります。
最近、安倍批判を繰り返すからそう思うのかもしれませんが。
野党5党もマスコミも期待できません。
ここはネットの力を信じるしかないと思っています。
甘利氏のコラムは知らなかったです。
ご紹介ありがとうございます。
北朝鮮の発言がコロコロを変わっています。
今の甘利氏の意見も伺いたいものです。