
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で18日、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入し、約1時間半航行した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は4月23日以来で、今年9回目。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、海警「2101」「2307」「2401」「33115」が午前10時半〜45分ごろ、魚釣島北北西の領海に侵入。同11時45分〜正午ごろ、同島西で領海を出た。
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今日午前、中国海警局の船艇が尖閣諸島沖の領海に侵入しました。
今年9回目だそうです。
海上保安庁のHPで順次公表されていますが、昨年までは概ね月3回の領海侵入でしたから
頻度としてはやや減少傾向のようです。
http://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
ただ、回数は少なくなっても、より悪質化しています。
海底調査の様な事をしたり、鹿児島や青森沖の領海へも侵入しています。
領海侵入されても何もできない日本って情けないです。
また赤サンゴを小笠原諸島近海で根こそぎ盗られた事もありました。
あの時は政府は何をしましたか。
ただ追い払う事しかしない政府に腹が立ち、悔しい思いでした。
経済や観光で中国と摩擦を起こしたくないのもわかりますが、
日本の領土領海を脅かされても何も出来ないのは恥ずかしい事ですし
これが尖閣も竹島のようになってしまう可能性を考えると
政府はもっと厳しい姿勢を見せるべきだと思います。
2012年の自民党公約に
132 尖閣諸島の実効支配強化と安定的な維持管理
わが国の領土でありながら無人島政策を続ける尖閣諸島について政策を見直し、実効支配を強化します。
島を守るための公務員の常駐や周辺漁業環境の整備や支援策を検討し、島及び海域の安定的な維持管理に努めます。
http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/j_file2012.pdf
また2014年の公約にも
381 尖閣諸島の実効支配強化と安定的な維持管理
わが国の領土でありながら無人島政策を続ける尖閣諸島について政策を見直し、実効支配を強化します。
島を守るための公務員の常駐や周辺漁業環境の整備や支援策を検討し、島及び海域の安定的な維持管理に努めます。
http://jimin.ncss.nifty.com/2014/political_promise/sen_shu47_j-file_1210.pdf
と尖閣諸島の実効支配を強化する為、公務員の常駐を検討すると言っています。
しかし、2015年以降この様な文言は見当たりません。
これは中国の圧力に屈したという事でしょうか。
「これ以上強気に出ればどうなるか分かっているだろうな」と暗に示されたのでしょうか。
また領海侵入や接続水域入域で中国は日本の出方を見ているのでしょう。
そして隙を狙っているかもしれません。
日本の反応を観察し、ジリジリと上陸する機会を狙っているのです。
中国は信用できない国です。
朝鮮有事で尖閣の警戒が手薄になった時には要注意です。
昨日ネット番組で萩生田氏が「尖閣諸島での巡視船の出動回数をNHKで公表をしたらどうか」
と提案したら、役人が緊張を高める事は避けるべきだ言われたとか。
外務省にはチャイナスクールと言われている人がまだいるのですね。
これじゃあ中国の工作員と変わらないではないですか。
こういう事こそ、野党は政府を追及すべきではないですか。
真面な野党の存在があってこその与党であり、政府も気を引き締めるのです。
今の野党は的外れな事を追及する事が多過ぎます。
もっと本来の国会議員としての仕事をしてもらいたいです。
また野党を持ち上げるマスコミも、それが国力低下に繋がると危機感を持ち、
そして反省してもらいたいです。