
福岡二つの事件(R5.7.9)
令和5年7月29日土曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1201号。
福岡も朝鮮半島の対岸で色々なことがありますが、今回は二つの事件に絞ってお話ししました。
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福岡県警は「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明の方々」としてHPに発表しています。⇩
福岡県警察 拉致の可能性を排除できない事案に係る方々 (pref.fukuoka.jp)
加藤 久美子 | 特定失踪者問題調査会 (chosa-kai.jp)
失踪年月日:昭和45(1970)年8月8日(当時22歳)
生年月日 :昭和23(1948)年1月1日(現在75歳)
※加藤久美子さんの弟からのメッセージ ⇩
救う会:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 (sukuukai.jp)
加藤さんが拉致されたと思われる現場。⇩
加藤久美子さん現場ライブ(北九州市・R3.5.22) - YouTube
三浦 和彦 | 特定失踪者問題調査会 (chosa-kai.jp)
失踪年月日:昭和49(1974)年1月12日(当時21歳)
生年月日 :昭和27(1952)年3月28日(現在71歳)
※波多野幸子さんとともに失踪。
波多野 幸子 | 特定失踪者問題調査会 (chosa-kai.jp)
失踪年月日:昭和49(1974)年1月12日(当時18歳)
生年月日 :昭和30(1955)年2月14日(現在68歳)
※福岡県警発表のリストには波多野さんの名前はありません。三浦さんと交際していた女性とだけ記載しています。
荒木さんが紹介された3人は失踪してから50年です。
日本での約20年と、北朝鮮での50年。
そしてそこは独裁国家であり、食料も医薬品も乏しく文化的生活から程遠い生活を強いられている国です。
更には密告社会でいつ何時囚われ、収容所送りになるかもわからず、最悪公開処刑が待っています。
そんな恐ろしい国で半世紀も暮らし、現在70歳前後です。
北朝鮮により、彼らの人生は滅茶苦茶にされたのです。
祖国日本は日々の生活に不満もありますが、北朝鮮に比べれば、雲泥の差です。
北朝鮮の生活は50年前の日本と変わらないでしょう。
それだけ北朝鮮の生活レベルは最悪なのです。
そんな国に囚われているのに日本は冷酷にも被害者達を助け出そうとしていません。
いいえ、助け出そうとの気持ちはあるのですが、その熱意がないのです。
他人事なのです。
参考:三浦和彦さんと波多野幸子さんは福岡県で失踪し、尾上さんは大阪で失踪しています。
福岡と大阪。失踪した場所が違います。共通点は乗っていた車が福岡県の港で発見された事です。
(1) 三浦和彦さんと波多野幸子さん、そして尾上民公乃さんの遺留品の車について(9月3日のショートメッセージ) - YouTube
尾上民公乃(おのうえ みこの)さんは大阪府南区(現中央区)心斎橋で失踪しています。当時友人の車に同乗していましたが、友人が車から離れた間に尾上さんは車ごと消えていました。
翌朝、福岡市博多港の沖浜町中央埠頭東側岸壁から消えた友人の車が海中に落ちたが尾上さんの姿は見つかりませんでした。何とも不思議な話です。
尾上 民公乃 | 特定失踪者問題調査会 (chosa-kai.jp)