
第三者委「明らかに違法」の指摘もスタンス変えない斎藤知事、県職員から「常識みせて」(産経新聞) - goo ニュース
斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題で、弁護士でつくる第三者委員会は19日、県に調査報告書を提出し、公表した。第三者委は告発文書を公益通報として扱わず作成者を処分した斎藤氏らの対応は「明らかに違法」で、処分は無効と指摘。調査対象となった職員への叱責など10件をパワハラだと認定した。
第三者委員会の調査報告書を受け、県議らは「重く受け止めてほしい」と注文を付けた。県職員からは百条委員会の調査報告書に続いて厳しい指摘を受けながら、従来の主張を変えない斎藤氏の見識を疑う声も聞かれた。
県議会最大会派・自民党の北野実幹事長は、第三者委の報告書について「専門家による的確な検証がされた印象。知事側の対応を見て議会としてどうするか考えていきたい」と話した。第4会派「ひょうご県民連合」の迎山志保政調会長は、個人の見解と前置きした上で「この報告書を受けても知事が自己正当化に終始するのであれば、議会としてけじめをつけなければならない」と述べ、辞職勧告などを検討する可能性を示唆した。
約1年にわたる県政の混乱に出口が見えず、庁内には閉塞感が漂う。県職員の一人は、「斎藤知事が謝ることができないことで県政の混乱が長期化している。知事には上に立つ人間としての『常識』を見せてほしい」と話した。
兵庫県知事告発文書問題の第三者委員会の調査結果が公表されました。
やはり、というか、情けないというか・・・・
弁護士という法律の専門家が長時間調べた結果にも納得できない人が多いです。
こんな方々です。法律の専門家です。様々な事案を検証し判定してきた弁護士です。
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斎藤知事のパワハラ認定をした第三者委、どんなメンバーか 3人の元裁判官が60人と面談 - 産経ニュース●第三者委の委員は、公正さや中立性を保つため、元裁判官の弁護士らで構成。
●県弁護士会から推薦を受けた藤本久俊委員長ら3人が「委員」として判断を担い、
●調査の実務を補佐するため3人の弁護士が「調査員」としてサポート
●県関係者ら累計60人と面談し、延べ90時間に及ぶヒアリングなどの調査を実施
これ以上の公平な検証を誰が出来るというのでしょう。
利害関係もなく、専門家だという事で安心し、正直に調査に協力した県職員たちです。
それでもやっぱり斎藤さんは正しい。
更には専門家である弁護士を批判する人までが。
納得した人は法律の専門家、そしてある程度この仕組みを理解している人、
未だに反論する人は保守系?のジャーナリストやN党関係の議員や支持者達。
時系列で見てみます。
3月12日頃:西播磨県民局長は報道機関等に告発文書を送付。
3月20日:知事は告発文書の存在を把握。
3月21日:知事は片山副知事に徹底的に調べるよう指示。その後人事課は、西播磨県民局長が文書作成者と特定。
3月25日:片山副知事は西播磨県民局まで出向き徴取と公用PCを没収。
3月27日:西播磨県民局長の定年退職を保留。記者会見で「事実無根」「誹謗中傷」「嘘八百」「公務員失格」と断罪。
4月1日:西播磨県民局長は知事の記者会見の反論文を報道機関に送付。
4月4日:西播磨県民局長は県の広報通報窓口に通報。
5月7日:県は西播磨県民局長を3か月停職の懲戒処分。
5月21日:県議会の要請を受け知事は第三者委員会での再調査を表明。
6月13日:県議会は百条委員会の設置を決定。
※片山副知事は自分の辞任と引き換えに偽証罪に問われる百条委員会設置に反対。
※3月25日の強圧的な取り調べが問題になると自覚していたのでは?
まだまだ言いたいことが山ほどあります。
過去ブログで色々述べてきました。
知事は何をすべきだったのか。どうすべきだったのか。
知事としては新米です。
なぜもっと経験を積んだ県職員の意見を聞かなかったのか、
もっと政治家の意見を聞かなかったのか。
百条委員会の報告に続く、第三者委員会の報告を聞いても、素直に自分の非を認めない知事。
自分の非を認めたくない、認めたら負け、と思っているのでしょうか。
県民に見せる顔、県職員に見せる顔、同じでしょうか。
第三者委員会の報告を聞けば短気ですぐキレ、相手の所為にする、そんな人物像が浮かんできました。
そんな知事の姿を認めたくない知事に投票した人たち。
投票先は自由です。
しかし、もっと真実は何か公正公平で考えて欲しいです。
選挙をもう一度という人もいますが、同じ結果が出る可能性が高いです。
Xへのポストや三枝氏、増山氏らのYouTubeのコメント欄を見ても、
斉藤さんは悪くない、斎藤さんガンバレ! と第三者委員会や百条委員会の報告を無視している人が多いです。
乱暴な言い方になりますが、法律を理解している人は第三者委員会の報告に納得し、
法律を知らないか、無視する人は斎藤さんは悪くない、との論調になっていると感じます。
自分の職場ならどうなのでしょう。
自分が不当な扱いを受けても無視され、職場が不穏な空気になっていても許せるのでしょうか。
定期的にコンプライアンス教育を受け、職場内にハラスメント相談窓口が社内と社外にあり、
内部通報窓口が社内、社外の弁護士事務所に設けている職場は少ないのかと思いますが、
少ないのなら県が率先して県内企業に周知徹底するべきではと思います。
確かにパワハラは叱責、指導、恫喝。。。。受け手によっては感じ方は違います。
ですがだからと言って、これらの事を許す職場で良いのかと考えて欲しいです。
貴方の真摯さに、敬意を表します。
法に触れていなければ、自分に間違いはないと居直り続ける人物を、常識という観点から追求されています。
政治の世界が、常識の通じない場所であることを、貴方のブログが教えています。
ご努力に感謝しています。
>根気よく、大切な問題を追求... への返信
何かおかしい、と思っています。
いつも見ているYouTube番組、そして保守系のジャーナリストや議員たち。
今まで彼らの主張に納得していたのに、今回の問題では何か色眼鏡で見ていると言うか、決め付けてると言うか。。。
斎藤知事はいい人なのか、立花氏は信用に値する人なのか、そんな事を思いながら色々調べ、稚拙な文章ですが多くの人に考えて欲しいと願っています。