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安倍首相、韓日議連に河野談話を継承すると明言?

2015-01-15 22:37:40 | 嘆き

「慰安婦」外交問題化回避を=安倍首相、韓日議連と会談(時事通信) - goo ニュース

2015年1月15日(木)20:30

 安倍晋三首相は15日、韓国の超党派国会議員でつくる韓日議連の徐清源会長らと首相官邸で会談した。懸案の従軍慰安婦問題に関し、徐氏は日韓両政府の実務者協議を加速させ、韓国人の元慰安婦の名誉回復措置を講じるよう要請。これに対し、首相は、旧日本軍の関与を認めて謝罪した1993年の河野洋平官房長官談話を「継承する」と明言する一方、「政治問題化、外交問題化することは慎みたい」と強調した。

 首相は冒頭、「今年は日韓国交正常化50周年で、関係改善に向けた1年にしたい。朴槿恵大統領とともに努力したい」と表明。徐氏は、朴大統領のメッセージとして「国交50周年を両国関係の新たな出発点になるようにしたい」と伝えた。

 大統領は12日の年頭記者会見で、日韓首脳会談の条件として、慰安婦問題を「解決済み」とする日本側の姿勢転換を要求していた。首相は韓日議連との会談で「両国は戦略的利益を共有する隣国だ。課題があるからこそ対話することが重要だ」と、前提条件を付けずに会談に応じるべきだとの認識を重ねて示した。 


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安倍首相は韓日議連会長に 河野談話を継承する と明言しました。

本当にいいのですか?

1991年12月から調査をした結果をまとめたのが河野談話です。

河野談話冒頭に「一昨年12月より、調査を進めて来たが、今般その結果がまとまったので発表することとした。」とあります。

しかし2014年2月に石原信雄元官房副長官が、国会の場で河野談話発表までの詳細を証言しました。

そこで河野談話の曖昧な部分、即ち軍の関与や強制性について具体的な証言があったのです。

河野談話から20年以上経った昨年、新たな事実もはっきりしたのにも拘らず、安倍首相が河野談話を継承すると述べる真意がわかりません。

河野談話の大筋は継承するが細部についてはこの限りではない。との言葉が続くことを期待したいですが・・・・。

安倍首相に期待していたのにがっかりです。


慰安婦関係調査結果発表に関する
河野内閣官房長官談話

平成5年8月4日

 いわゆる従軍慰安婦問題については、政府は、一昨年12月より、調査を進めて来たが、今般その結果がまとまったので発表することとした。

 今次調査の結果、長期に、かつ広範な地域にわたって慰安所が設置され、数多くの慰安婦が存在したことが認められた。
慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。
慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。
また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。

 なお、戦地に移送された慰安婦の出身地については、日本を別とすれば、朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。

 いずれにしても、本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。
政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。
また、そのような気持ちを我が国としてどのように表すかということについては、有識者のご意見なども徴しつつ、今後とも真剣に検討すべきものと考える。

 われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。
われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。

 なお、本問題については、本邦において訴訟が提起されており、また、国際的にも関心が寄せられており、政府としても、今後とも、民間の研究を含め、十分に関心を払って参りたい。


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