県庁の正面玄関で数百人の職員や市民に出迎えられ、花束を受け取った。この後、県選挙管理委員会から当選証書を手渡された。

　玉城氏は知事室で記者団に「これからが県民の皆さまとともに歩む日々だ。真摯（しんし）に気負わずに、しっかり腹に力を入れて頑張っていきたい」と語った。午後に就任記者会見を行う。

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沖縄県知事選で玉城デニー氏が勝ち、今日は初登頂日でした。

玉城氏の公約の一つは「米軍普天間飛行場の辺野古移設を全力で阻止する」だそうです。

全力で阻止ですからその意志は固く、県民の多くも同じ考えなのでしょう。

 

知事は県民の命を守るのが第一です。

生活を良くするにしても、環境を良くするにしても命あっての事です。

 

しかし翁長前知事も玉城知事も「県民の命を守る」事を軽視しているとしか思えません。

沖縄の米軍基地を減らす事が多くの県民の願いなのでしょう。

だからと言って、宜野湾市民の安全を軽視していい筈はありません。

 

同じ事が宜野湾市長にも言えます。

宜野湾市長は7年以上も伊波洋一氏でしたが、普天間基地の県内移設を反対し続けていました。

　https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2703I_X20C10A5PE8000/?at=ALL

 

伊波氏は市民の命を守る事を第一に考えなかったのでしょうか。

またこの様な市長を支持する宜野湾市民も何を考えているのかと思います。

万が一事故が起これば国の所為にし、反米運動に繋げようとしたいと思ったのでしょうか。

 

しかし、そんな宜野湾市民も普天間の危険を除去すべきだと考えたのか

辺野古容認の佐喜眞淳氏が2012年から6年間市長を務めています。

その佐喜眞氏が知事選に出馬し、残念ながら玉城氏に敗けてしまいました。

佐喜眞氏の後継の市長は辺野古容認のようですから、それだけでも救いでしょうか。

 

それにしても玉城氏は頑なに辺野古移設を反対しているようです。

普天間の危険をこのままにしておくつもりなのでしょうか。

宜野湾市民が毎日危険に晒されている事を無視するつもりなのでしょうか。

 

一挙に現状を変えるのは難しいことが多いです。

将来的に米軍基地をもっと減らす事を沖縄の人達が考えていたとしても、

辺野古移設で基地の面積が減り、そして中国の危険性がなくなれば、もっと減らす事も出来るでしょう。

しかし、朝鮮半島の危機がなくなった訳でなく、中国が尖閣を諦めた訳でなく、

中国が台湾侵攻を諦めた訳でない今、一挙に米軍基地を減らすのは危険です。

そして何より、宜野湾市民から危険を取り除く事を一番に考えるべきです。

知事が県民の命を蔑ろにしている事を沖縄の人達は気付いてもらいたいです。

また移設先の辺野古地区の方達は容認してくれていますし、

辺野古移設は今以上に住民への危険が大きく減るのです。

移設が遅れれば、宜野湾市民がずっと危険に晒される現実を無視しないでもらいたいです。

 

※玉城氏の師である小沢一郎氏が辺野古地区に土地を所有していると前々から言われています。

小沢氏は土地の値上がりを待ち望んでいるでしょう。

ですから色々理屈をつけて、玉城氏が翻意する事をちょっと期待したりします。

可能性としてはゼロに近いでしょうが。