
映画祭と在日の拉致と(12月7日のショートメッセージ)
北朝鮮はとんでもない国だと改めて思います。
そんな国に半世紀近く、いいえもっと長い人もいるでしょう。
日本人がいわば軟禁されているような状態で生活しているのです。
色々な事情を抱えている人、そして興味本位で行った人、言葉巧みに騙されて行った人、
在日朝鮮人と結婚したばかりにそして地上の楽園との言葉を信じて行った人もいたでしょう。
様々です。
みんな北朝鮮のキム体制の被害者です。
もっと言えば、北朝鮮の一部の特権階級以外の人皆が被害者です。
北朝鮮に住む全ての被害者をどうにかしたいです。
しかし、それを言う前に日本人拉致被害者です。
国家の責任として拉致被害者全員を助けるべきです。
北朝鮮の全ての虐げられた人達が自由になり、豊かになるには国の崩壊しかありません。
それはいつなのか。。。。
そんな気が遠くなるような日が来るまで日本人拉致被害者は帰国できないかもわからない、
そう思ったら絶望しかありません。
北朝鮮の多くの人達は絶望しているでしょう。
そして私たち日本人も拉致被害者の事を思うと、もう絶望しかありません。
同じ日本人です。
他国に住んでいても日本人に違いありません。
もう他人事のように拉致被害者やその家族を突き放す事はやめて欲しいです。
国としてどうするか、どうすべきかを早急に考えてもらいたいです。
おじいちゃんおばあちゃん
ご両親、お兄さんお姉さんの猛反対を押し切って行ってしまいました。
体格も良く優しくて優秀な男の子でした。
高校を卒業して就職の時何かを感じたのでしょうか。
私たちはそれまで、ガンちゃんの一家が北朝鮮の人
とは知りませんでいた。
ささやかな食堂を営んでいた普通の人たちでした。
その後のことは誰も知りません。クラス会で集まった時
北の実態を教えてくれた人がいました。
もう生きていないんじゃないかと言っていました。
5年ほど前に
写真で綴る北朝鮮帰国事業の記録
帰国者9万3千余名
最後の別れ を買って
沢山の写真の中にガンちゃんがいないか友人と探しました。見つかりませんでした。
希望に満ちた顔の皆さんの笑顔が辛いです。
終戦後の在日朝鮮人については悪い印象でした。
しかし日本人社会に馴染み、普通に生活をしている人達もいたのですね。
キューポラのある街という小説を随分昔に読んだ事があります。
でも公害や生活の苦しさ貧困だけが印象にあり北朝鮮帰還事業の事はあまり記憶にありません。
続強子の部屋さんの幼馴染のガンちゃんの話を聞いてキューポラのある街を思い出しました。
そして帰還事業の背景を知り、これが拉致問題にも繋がり、多くの人を不幸にした遠因にもなったのではと思います。