加藤氏は、厚生労働省がベトナム政府や専門家に確認した情報として、インドで最初に検出された変異株に感染した患者4人から遺伝子の一部が欠損した株が確認され、この欠損箇所が英国で最初に検出された変異株「B117」と共通だと説明した。「現時点でワクチンの効果に影響があるとの証拠は示されていない」とも語った。

 新変異株は従来型より感染力が強く、自己複製も速いという。加藤氏は、水際対策について「各国の感染状況などをしっかりと把握をしながら、国民の不安を取り除く観点から必要な措置を機動的に行っていきたい」と強調した。

私はウイルスの専門家ではありません。

従って変異株がどのように日本で感染拡大しているのかは想像でしかありません。

しかし、それでも言いたいのです。

 

武漢コロナウイルスは武漢に帰省した中国人が日本に持ち込みました。

持ち込んだと言っても、この中国人がウイルスを広げたのか、

別の武漢からの入国者が日本で広げたのかはわかりません。

でも元々日本になかったウイルスが中国から持ち込まれたのは確かです。

一部の人達は中国人の入国を止めよ、と言っていましたが、

観光客の経済効果を期待していたのか、政府は中国人の入国を制限しませんでした。

 

更には海外で猛威を振るったイギリス株やインド株の存在を知ったのにも関わらず

悠長に構え、満足な規制もしなかった日本政府でした。

徹底した2週間強制隔離をしていればこんな事にならなかったと思うと悔しいです。

 

他国では徹底した隔離ですが、日本では私権制限だとか憲法の自由だとか言って

厳しい制限もなく、要請ですから行方不明になった人も多いとか。

これでは水際対策強化にはなっていません。

変異株を日本に持ち込ませない為の対策、それが2週間隔離ではないのですか。

 

イギリス株に続き、インド株、そしてイギリス株とインド株の混合型の出現です。

この混合型は今までの変異株よりも更に悪性度が強まったと言われています。

 

イギリス株の流入を許してしまった日本。

そしてインド株までも日本での市中感染が疑われています。

これら変異株の出現は水際対策が失敗したからです。

1度ならず、2度も空港の検疫での食い止めに失敗し、

混合変異株までも日本に入り込むことを許してしまったのです。

 

菅総理は度々専門家の意見を聞いて決めると、言っていますが

専門家の方々はもっと強く、総理に空港の検疫をもっと厳しくすべきだ、

隔離を徹底すべきだと進言してもらいたいです。

現在の対策では変異株が蔓延するのは時間の問題です。

 

罰則もない為、宿泊施設や待機場所から行方不明になる人もいます。

隔離が徹底されていなかった結果が、大阪や神戸のコロナ急拡大です。

 

夜のNHKニュースで空港の検疫が大変だと報道していました。

帰国した日本人女性が空港で逃走を図った事もあったようです。

そして迎えに来た父親も抵抗していました。

「親が親なら子も子」の典型です。

※動画はこちら⇩

https://youtu.be/RHckhszCD8c?t=1174

 

私権制限が出来ないと言い、罰金もないからこういう事も起こるのです。

国会議員も甘いです。

法律があれば、破る人が必ず出ます。

破る人がいる限り、厳しい罰則が必要ではありませんか。

加藤官房長官は「各国の感染状況を把握しながら国民の不安を取り除く」と言っています。

しかし感染状況が分かってからでは遅いです。

先手先手で考えないと、感染拡大を食い止められません。

 

様々な対策は私たちの不安を取り除くのが目的ではなく、

命を守ることを最優先にして厳しい措置を講じてもらいたいです。