拉致未遂事件について（R6.3.6)
令和6年3月6日水曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1412号。
全国で拉致未遂の話は山ほどあります。
※収録前、移動中の車内からのポストの様です。⇩
今韓国にいます。明日もう一つ用事を済ませて帰国します。これは亀尾からソウルに向かうITXセマウルの車内。在来線の特急なので遅いですが椅子も広いし私にはKTXよりこっちの方が合ってます。2226ソウル到着予定。 pic.twitter.com/umyrnM6Pyl
— 荒木和博 (@ARAKI_Kazuhiro) March 6, 2024
若人あきら失踪事件について当時ワイドショーで取り上げられていたようです。
3年前にも荒木さんはショートメッセージで話されていました。
拉致は北朝鮮が欲する有資格者、既に拉致した男性の配偶者にする為などの目的で拉致する場合、
更には海岸等で密入国を見られてしまった場合等、目的を持っての拉致する事の他に、
手柄を立てる為に無作為に拉致する場合もあったようです。
対する日本は寛容と言うか、いい加減と言うか、拉致についてあまり問題視していませんでした。
一部のジャーナリストを除いて。
問題になったきっかけは産経新聞の報道や国会での質問でした。
しかしそれでも長い間、社会党など親北の人達は証拠があっても拉致を認めませんでした。
その結果、政府認定被害者の何倍もの日本人が北朝鮮に拉致され続け、
今も多くの人は日本に戻る事が出来ない状態なのです。
もっと世論を盛り上げ、北朝鮮に危機感を持たせるべきですし、
その為には政治家たちはもっと積極的に行動してもらいたいです。
拉致問題解決の象徴であるブルーリボンを閣僚全員に着けるように要請をしていますが、
過去には外務大臣でさえ、着用したりしなかったり。
ただのお飾りではありません。
国内外に拉致問題について提起する意義があります。
ですから、せめて公的な場所では国内外問わず着用すべきです。
その事によって日本に拉致問題がある事を国内外に訴えられるのです。
蓮池さん達5人の帰国で世間は湧きました。
連日テレビで報道され、世論に拉致問題が周知されたのです。
あの世論の動きは北朝鮮にも伝わり、北朝鮮も危機感を持ったはずです。
それが今はどうです？
足元を見られ、拉致問題は解決したとの金与日が言っても、それに反論することなく、
条件なしで会いたい、と言うばかり。
これでは北朝鮮の思う壺。 と思ってしまいます。
こんな時のマスコミです。
マスコミ全体で拉致被害者を一日も早く取り戻すとの強い姿勢を持って報道してもらいたいです。
ゴシップ記事だと週刊誌が売れ、テレビの視聴率が取れると思っているのでしょうが、
半世紀以上、他国に自国民が拉致され続けている事を恥と思うべきです。
何百人もの被害者を実質放置している国って存在しますか。
休戦中の韓国人ならいざ知らず、民主主義国家である日本が被害者を取り戻せないのです。
身代金要求はないとしても誘拐事件と同じなのです。
我が子を誘拐されて平常を保つ親はいますか？
しかし日本という親が国民という子供を誘拐されても平気なのです。
誘拐犯の元でどんな生活をしているのかも知ろうともせず、
半世紀も放ったらかすなんてありえません。
こんな日本は異常です。
そう思いませんか？
