
菅総理の退陣表明について(R3.9.5)
令和3年9月5日日曜日のショートメッセージ(Vol.519)。
日曜日は鉄道の話題にしているのですが、3日に菅総理の総裁選不出馬のニュースが流れたのでそれについてお話ししました。
その代わり、と言ってはなんですが、「乗り鉄気分」というタイトルの、車窓風景が流れるだけの映像を載せています(北陸鉄道浅野川線と小浜線)、そちらでご了承を。
荒木さんから菅総理への労いの言葉があって良かったです。
菅さんが総務大臣時代に短波放送「しおかぜ」が国内から放送できるように尽力されたとか。
菅さんの退陣表明後、感謝の言葉を述べる人もいますが、あれこれ批判する人も。
悪い面をあげつらう人の心の貧しさ見せつけられて気分が悪いです。
コロナ対策に明け暮れたこの1年間でしたが、総理が悪いという前に自分はどうだったか、
誰が悪かったのかを自分の胸に手を当てて考えてもらいたいです。
拉致問題では結果が出ませんでしたが、菅さんは常にブルーリボンバッジを付けておられました。
総裁候補の中で常にブルーリボンを付けているのは高市さんだけです。
岸田さん、石破さん、河野さんがブルーリボンを付けているのを見た事もありません。
議員の中にはただの飾りとして付けている人もいるかも分かりませんが、
それでも国民へのアピールになります。
また首相となれば、外交の席で付ければそこから拉致問題に興味を持ってもらえますし、
もしかしたら解決の糸口がつかめるかも分かりませんから、
付けるのと付けないのでは雲泥の差があります。
今のところ、高市さんと拉致問題との接点が見つかりませんが、
首相としてこの問題に接し、また被害者家族に会えば積極的に動いてくれると信じたいです。
とはいうものの、やはり世論が動き、世論が怒り、世論の行動があってこそ政府も動くと思います。
残念ながら、蓮池さん達が帰国した時のあの怒りは多くの人は忘れ去っています。
忘れ去った気持ちを取り戻す為に、そしてあの時以上に怒りを持てば道が切り開けると思います。
どんな時でも諦めてしまったらお終いです。
如何に当事者意識を持つか、如何に熱意があるかです。