自民党の世耕弘成参院幹事長は15日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う観光支援事業「GoToトラベル」の全国一斉での一時停止について「経済的には大きな打撃になるが、いろいろなファクターが変動している中ではやむを得ない判断だった」と述べた。
世耕氏は「感染拡大を防止しながら、社会経済活動を動かしていくという歴史上誰もやったことがない大変難しい対応が迫られている」と強調し、「感染状況だけではなく、国民の行動変容や医療の状況がどうなっているのか、状況に応じて政策を変化をさせていくことが今とる方法だと思っている」と説明した。
トラベル事業に関しては「戻せる状況になれば、もう一度再開し、経済の活性化にしっかりつないでほしい。そうでなければ、地域経済が持たない」と指摘した。
政府はGoToトラベルを年末から年明けにかけて一時停止を決めました。
感染者が多いところも少ないところも全国一斉だそうです。
決断が遅かったとか、年末年初のかき入れ時に何を考えているんだ、とか
批判する人もいます。
でもこれだけ感染者が増えれば仕方がない面もあります。
11月25日に、これからの3週間が勝負だと西村大臣が発言し
その3週間が今日です。
では今日までの3週間、勝負だと思っていた人はどのぐらいいたのでしょう。
好転するのも悪化するのも自分たちの行動次第だと思っていた人はどのぐらいいたのでしょう。
危機感が足らない人が多かったのではないですか。
どこか他人事に考えていた人が多かったのではないですか。
飛沫で感染すると分かっています。
手に付いたウイルスが口や目等から体内に入り感染します。
それだけです。
手に付かないようにする。
手に付いたらそのウイルスを洗い落とす。
心配なら更にアルコール消毒をする。
また無症状者や軽い風邪症状の人もいますし、症状が出る前後が感染しやすいそうです。
自分は大丈夫だとか、友達は大丈夫、同僚は大丈夫と勝手な思い込みや
自分に無理やり言い聞かせをしていませんでしたか。
自分自身も周りの人も全員がウイルスを持っていると思い警戒すべきです。
手洗いやマスクを軽視していた人もいたでしょう。
また専門家でもマスクは無意味だと言っていた人もいました。
それを信じた人もいたかもわかりません。
専門家だからと安易に信じるのは危ないです。
油断大敵と言います。
転ばぬ先の杖とも言います。
後悔先に立たずとも。
GoToトラベルで感染拡大したのなら、いつもと違う場所、いつもと違う気持ちの高ぶり、
それらによって油断したのではないですか。
また風邪気味でもキャンセル料を考えて無理をした人もいたかもわかりません。
COCOAの開発に税金を投入したのに登録数が増えず、
感染防止対策ステッカーを作っても作りっぱなし。
政府はCOCOA登録数を増やす為に積極的に何かしましたか。
自治体や商店街、飲食店協会はステッカー貼付基準を厳しくしていましたか。
そして定期的に検査し、各店舗に指導しましたか。
やる事をやらず、政府の判断が遅いだの、協力金がなければ休めない、
そう言うのは甘えではありませんか。
多くの人に危機感が足らず、人任せにしていたと思います。
休業の為の補償金やキャンセル代の補填等には税金が使われます。
それが分かっていますか。
飲食店で万全の対策を講じず、休業要請するなら補償もすべきだと言っている人たち。
医療従事者たちにしわ寄せがいっている事を分かっていますか。
休日もままならず、自宅にも帰らず、神経をすり減らして働いている事を。
無症状者や軽症者がいるんだからただの風邪のようなものだとか
若いから体力もあるし、すぐに治ると思っている人、
時には家族や職場に迷惑を掛けたり、場合によっては入院もあり得ます。
若くても稀に突然悪化する人もいます。
軽い風邪のようなものだと思って油断している人は考えを改めて欲しいです。
自分には無関係だと思っていても、将来増税に繋がる可能性もあるんだと、
よく考えて行動してもらいたいです。