「重要課題優先し辞表受理」 山際氏更迭、首相発言要旨(産経新聞) - goo ニュース
2022/10/24 21:11
岸田文雄首相が24日、官邸で山際大志郎経済再生担当相から辞表を受け取った後、記者団に語った主な内容は以下の通り。
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「(山際氏から)『経済対策、補正予算をはじめとする国会審議に支障をきたすことは本意ではない。職を辞したい』という申し出があった。経済対策、補正予算、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)問題に関する被害者救済・再発防止といった重要な課題を最優先することから、申し出を了とすると決断した。後任は明日(25日)発表し、同日夕に所定の手続きを済ませたい」
−−このタイミングになったのは
「今後、国会で重要な審議が予定されている。(山際氏が)辞任を申し出て、私が了とした。結果としてこのタイミングだった」
−−他の閣僚らの辞任の可能性は
「各閣僚が自ら点検し、説明をしっかり尽くし、未来に向けて関係を断つ、(政権の)方針は全く変わっていない」
−−24日の国会審議では山際氏の交代を否定していた
「説明責任をしっかり果たしてもらうことが大事だと言い続けてきた。国会審議が続いていたが、(山際氏からの)申し入れをもって辞職を了とした」
−−月内に取りまとめる総合経済対策への影響は
「経済対策は各党からの提案を受けて最終取りまとめの段階にある。月内の取りまとめは予定通り行いたい」
−−自身の任命責任をどう考えるか
「任命責任は当然感じている。今後の審議で職責をしっかり果たすことで、責任を果たしていきたい」
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旧統一教会問題では自民党議員に厳しく、立憲民主党らには優しいマスコミですが、
この報道姿勢は公平性に欠けていると感じています。
しかし、山際大臣に関しては大臣としての資質に問題があります。
当選後に様々な会合に出席しているので記憶にない事も多い(意訳)と言っていましたが、
会合出席なら調べればわかるでしょうし、秘書に調べさせればほぼわかる筈。
それを知らなかった、記憶にない、等々あまりにも不誠実すぎます。
それに曖昧な答えが指摘されてやっと認める最悪のパターンでした。
旧統一教会関連の集会への出席や演説にやましい事がないのなら、隠す必要もありませんし
記者から質問されたら、「出席して何が問題だと言うのだ」と逆質問したらよかったのです。
また旧統一教会の支援がないと当選できないなら、それまでです。
本当に実力があり、有権者から期待されているなら宗教団体に頼らなくても当選できる筈です。
大臣に任命する前に首相はいわゆる身体検査をすると言われています。
特に改造内閣では良い悪いは別として、岸田首相は旧統一教会に関係した議員は大臣に任命しないと言っていました。
それが次々と旧統一教会との接点が明らかになっている山際大臣。
岸田さんはきちんと調べたのか疑わしいです。
それに調べていたなら山際氏を任命しなかった筈ですから。
ではなぜ任命したのかというと、それだけ岸田さんには人を見る目がなく、
身体検査がいい加減だったと言えるのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、山際大臣は大臣としての資質がありません。
誠実さが足りません。
言い逃れが多いです。
「旧統一教会の問題をマスコミも国会でも問題になっていなかった。
だから霊感商法や献金問題が続いているとは知らなかった。」
そう言えばいいものの、指摘されて弁明する、それも次々と。
そんなところが山際大臣を評価できないところです、つまり大臣としての資質がないという事です。
岸田さんなり、派閥の長は山際氏にマスコミ対応を指導しておくべきでした。
特に自民党議員というだけでマスコミは容赦なく、叩いて叩いて叩きまくっても許されると思っています。
その結果、ワイドショー等の偏った報道で自民党は窮地に立たされています。
それを分かっている筈なのに岸田さんはなぜ山際大臣を再任したのか大いに疑問です。
巷には次のような意見もあるそうです。⇩
山際大臣が何故ここまで集中砲火を浴びるのかとずっと思っていましたが、日本学術会議を国から独立させる方向に動いておられたそうです。しかし今回のことでその審議が延期に😫https://t.co/KOroortOxc
— Banban (@Banban37797205) October 24, 2022
考えられなくもありませんが、それ以上に山際大臣の不誠実な答弁、そして誤魔化しや言い逃れが度を過ぎていますから
山際大臣の辞任表明は遅すぎたぐらいです。
勿論、総裁であり首相である岸田総理の判断ミス、任命責任を問われる問題です。
そもそも旧統一教会との関係を断つとの発表もどうかと思います。
旧統一教会だけが悪いのでしょうか。
そして旧統一教会が凶悪事件を起こしたのでしょうか。
政府はワイドショーに振り回され、世論を気にしすぎです。
その結果、世論はワイドショーに洗脳され、その世論の動向を気にし過ぎて政府が迷走するのです。
果たしてこれでいいのかです。
またもやモリカケサクラ騒動と同じ状態にしていいのかです。
しかし、モリカケ問題の頃と違うのは世界情勢が危機的状況になり、
コロナにウクライナ問題に台湾情勢と、日本も他人事では済まされなくなっています。
山際大臣辞任を切っ掛けに、国会を正常運営に戻してもらいたいです。
その為には野党も不毛な議論をせず、国民全体の事を考えて議論をして欲しいです。