GoToトラベル政府基準設け“キャンセル料”全額補償へ
2020/07/20 15:19
22日から始まる「GoToトラベル」の対象から除外された東京都について、政府は、予約済みの旅行代金のキャンセル料を補償する方針を固めた。
赤羽国交相と、田端観光庁長官が20日、キャンセル料を補償する方針を確認し、田端長官は20日午後、首相官邸で菅官房長官に報告した。
政府・与党関係者によると、キャンセル料の補償は、対象となる予約の時期など、一定の基準を設けたうえで、全額を国が補償する方向で調整している。
政府は今後、運用方針の詳細などを詰めたうえで、赤羽国交相が21日にも正式に発表する見通し。
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いやあ、グダグダですね。
国交省迷走中です。
赤羽国交相が頼りないのか、省内の意見が纏まっていないのか。
何なんでしょうね。
余程どこかからの強い圧力が掛かっているんかと思ってしまいます。
自民党のドン?の二階さんとか、観光協会とか。。。。
地方の有力者からの陳情とか? よく分かりませんが。
そもそも今の時期に旅行に行く気になりますか。
恐ろしくて行く気にもなりません。
とは言うものの、楽しみにしている人もいるのでしょう。
お安く行けるからと、給付金の10万円を元手に行こうと思っている人もいるでしょう。
そんな中でのここ最近の東京の武漢コロナ感染者の急増です。
更には東京発の感染者も増えてきています。
だいたい武漢コロナを甘く見過ぎていたのです。
そりゃあ、若い人はいいですよ。
罹っても軽く済むらしいし、運が良ければ無症状ですから。
でもそんな若者がコンビニで居酒屋で、ウイルスを撒き散らしているかもわかりません。
マスクしていますか。
客席にアクリル板で仕切りをした店を利用していますか。
無防備すぎます。
軽く済んでも家族に移すかもわかりません。
その家族が友達に移すかもわかりません。
そうやって連鎖的に移し続け、全国各地に広がり手を付けられなくなるのです。
1週間後、2週間後に感染が分かるので気付いた時には遅いのです。
後悔先に立たずです。
GoToトラベルは明後日から始まります。
感染拡大中に前倒しとは驚きです。
それに急に東京外しです。
当初はキャンセル料の負担をしないと言っていたのに、反発が多くてキャンセル料を国が持つそうです。
東京外しは分かりました。
でもその他で曖昧な部分があります。
まずは若者の団体旅行、高齢者の団体旅行は対象外とか言っていました。
その対象外の年齢はハッキリ言っていません。
それに中年は対象になるのかもわかりません。
団体旅行の人数もハッキリ言っていません。
申請後に対象外と言われても困ります。
そこで国交省観光庁のHPを見てみました。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001351403.pdf
こちらはFAQです。↓
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001354719.pdf
85.若者と高齢者の団体旅行について
団体旅行ということをもって支援の対象外とするものではなく、個人旅行か団体旅行であるかにかかわらず、感染予防対策を徹底頂けない場合は支援の対象外となる。
若者の団体旅行、重症化しやすい高齢者の団体旅行、大人数の宴会を伴う旅行は、専門家の先生方にご指摘いただいたとおり、一般的にリスクが高いと考えられるため、できるだけ旅行を控えて頂きたいと考えている。
⇒曖昧です。
若者や高齢者の団体旅行、大人数の宴会を伴うものは対象外とは言い切っていません。
89.東京都居住の確認方法
旅行の申込み時、宿泊施設へのチェックイン時等に、住所が証明できる書類(運転免許証等)の提示を求めること等により確認する。
⇒住所記載の本人確認書をお忘れなく。
91.団体旅行の居住地確認
代表者(申込者)の居住地を確認する。
⇒東京在住者でも団体旅行で代表者でなければ対象になるんですよね。ちょっとした抜け道です。
急ごしらえ感満載です。
本当に大丈夫? 明後日ですよ。
現政権はこんないい加減な政権だと思っていませんでした。
政策をもっと詰めてから発表すべきですし、
急に前倒しして後悔しないのかと聞きたいです。