外務省は24日、北朝鮮船籍のタンカーが、洋上で違法に物資を積み替える「瀬取り」を行った疑いがある事案を確認したと発表した。国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会に通報し、米国などと情報を共有しているという。2018年1月以降、同省が公表した同様の事案は10件目。

 瀬取りとみられる行為は18日午後、海上自衛隊の補給艦「おうみ」が中国・上海沖約410キロで確認した。北朝鮮船籍のタンカー「AN SAN1号」に、船籍不明の小型船舶が横付けし、ホースを接続していたという。石油などの燃料を違法に受け取っていた可能性もある。

 このタンカーは昨年6月29日にも、瀬取りとみられる行為をしていることが確認されている。外務省によると、同じ船が繰り返し瀬取りをしている疑いが明らかになったのは初めて。同省幹部は「瀬取りが常態化している」と警戒している。(鬼原民幸)

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北朝鮮の核実験、ミサイル発射に対し国連安保理制裁決議が採択されています。

これは2006年の核実験に対する制裁から始まり現在に至っています。

もう12年前から制裁を加えているのに、核実験やミサイル実験は続いているのですから

その効果はないと言えるでしょう。

 

瀬取りも2017年9月の制裁決議で禁止されていますが、

日本が確認したのは2018年1月から今回で10件です。

これらは船籍不明の船舶や中国やモルディブやドミニカ船籍等が関係していますが

物資の供給国は船籍の国と同じだとは限りません。

北朝鮮を幇助したい国は中国と韓国です。

ですから供給国はこの国ではないかと思います。

 

自衛隊哨戒機が韓国駆逐艦から火器管制レーダー照射を受けたのも

自衛隊哨戒機が低空飛行をしたと韓国が騒いでいるのも

瀬取りの現場から追い払う為だとも言われています。

 

瀬取りの現場から追い払う為の照射でないにしろ、

瀬取りの海域に韓国艦艇がいたのは確かです。

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190123003800882?section=search