官房長官、枝野氏発言を「適切な言葉ではない」(読売新聞) - goo ニュース
藤村官房長官は16日午前の記者会見で、枝野経済産業相が国内で稼働する原子力発電所が「5月6日から一瞬ゼロになる」と発言したことについて、「適切な言葉ではない。一瞬というと、(すぐに)次(の原発)が稼働すると受け止められかねないが、そういう意図では全くない」と述べた。
国内で唯一稼働中の北海道電力泊原発3号機は5月5日に定期検査入りして停止するが、関西電力大飯原発の再稼働問題で、期限を決めずに地元自治体などと協議をする考えを強調したものだ。
藤村氏は「全原発が停止する状況は当然可能性としてある」と語った。
大辞林によると
「一瞬」とは
一度またたきをするほどの、きわめてわずかな時間。刹那(せつな)。副詞的にも用いる。「―の出来事」「―目を疑った」
枝野さんは「一瞬」という言葉の意味を知らないはずがありません。
難解な言葉ではありません。
ごく一般的に使う言葉です。
原発は一瞬ゼロになると言われれば、すぐに再稼動すると受け止めるのが普通でしょう。
きっと、昨日から批判的な意見が官邸に続々寄せられたのでしょうね。
でも今頃遅いです。
発した言葉は、「覆水盤に戻らず」でいくら否定しても発言した事実は取り消せません。
当然聴いた言葉も完全に忘れ去ることは出来ないのです。
「一瞬ゼロになる」という発言は枝野氏の原発稼動についてのご自身の偽らざる言葉だと思います。