12月13日付 よみうり寸評(読売新聞) - goo ニュース
〈暑〉――2010年を表す〈今年の漢字〉に決まった。夏、ロシアを旅してその北の国でも40度近い記録的猛暑に遭遇した。山火事の煙がモスクワにまで及び、かすんだ赤の広場を思い出す◆私事ながらマスクでロシア観光をした年として思い出すにはピタリの字だ。しかしこの年を通じての政情を思うと別の漢字が浮かぶ。〈迷〉とか〈劣〉だ ◆鳩山―菅の民主党政権の1年余は普天間に象徴される迷走に次ぐ迷走の迷こそピタリ。尖閣処理の不手際や閣僚の迷言を思えば、劣化した政治の劣だろう◆迷走と劣化が内閣支持率を危険水域にまで落下させた。きのう投開票の茨城県議選は民主党政権に〈泣き面に蜂〉の痛さだろう◆24人の候補を立て、当選は4分の1の6人。現有議席は維持したが、政権交代後初の県議選だ。来年の統一地方選の前哨戦の位置づけからしても惨敗であろう◆民主党は今秋の各種選挙で連敗中だ。そんな折に、毎度の「政治とカネ」で小沢、反小沢でせめぎ合う。どこまで続くぬかるみぞ。
民主党の政治的経験不足は小沢氏の手腕に期待したいところだろうが
その小沢氏に振り回されている民主党。
小沢氏の闇に包まれた政治とカネ問題。
この問題をスッキリさせれば、支持者も戻ってくるだろうに
その決断も出来ない民主党。
今頃、支持率を上げる為にやっと動き出し、
政倫審への出席でお茶を濁そうとするがそれも拒否される始末。
何が一兵卒だ。
何が国会の決定に従うだ。
菅内閣の稚拙な政治運営は勿論だが
自分の黒いカネが支持率低下の原因になっているのが、なぜ分からぬ。
自分の事だと判断を誤るようなら、小沢氏も大した事はない。
小沢、鳩山は辞任した時点で辞職すべきだった。
少なくとも民主党は離党勧告を出すべきだった。
判断の誤りも、政権担当能力がない証拠。
さっさと、解散総選挙へと進めてもらいたい。