たーさんの世界(意地悪じーさん)

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毅然とした態度

2016年07月08日 | Weblog
僕が所属する最年長の現場代理人に対して、僕は毅然とした態度で接しています。

何故ならば、少し甘い態度を見せると甘えた態度を取り、自分に都合の良い言い訳をしてくるからです。

役所の誰々が悪い、コンサルタントの図面が悪いから工事が出来ない、工程(工事の順番とやり方)が分からない、提出書類が分からない 等、自分では何も考えずに聞いて来るから、最初は親切に質問に答えていた僕もついに我慢の限界に達したので、最近は、自分で少しは考えなさいとだけ答えます。

彼は以前は『偉そうに』等と、僕に反抗していましたが、最近は『ハイ』と素直に答える様になりました。

何故僕がそうした態度を取るかと言うと、彼は僕が教えた事を実行になかなか移さないばかりか、たまに反抗的な態度を取るからです。


僕がどんな修羅場を乗り越えて来たか分かっていない様なのです。

まぁ、言っても分からないでしょうし、言うだけ無駄でしょうから。




プロの野帳

2016年07月08日 | Weblog
野帳とは、土木屋さんが胸のポケットに、いつも入れている測量用の小さなノートの事です。


では、現在使っている僕の野帳をお見せしましょう。




この写真の内容は、高さを測量した結果ですが、いつ、何処を、何を測量したのかを、一年後でも分かる様に現場で書き込んだモノです。






この写真は、構造物の寸法を間違いなく造る為に、図面を縮小したモノを前もって野帳に張り付けたモノです。

土木の場合、普通の設計図を現場に持ち出して測量する人は、ミスをする確率が多く、この様に野帳や自分で書いた図面(施工図とも言う)を見ながら測量する人は、ほぼ間違いが少ないのです。


僕は昔からの、緑色の硬い表紙の野帳が大好きです。

硬い表紙で簡単に線を引けるし、大雑把に直角も書けます。


難しい測量の時の野帳の内容はもっと細かくなりますが、最近は、殆んどこの程度の仕事が多いです。