らーめん与七 堅田本店@大津市堅田:牛すじ煮込み酒粕とんこつらーめん

先日、南草津店で味わった「しょうゆらーめん」は、期間限定で与七グループはカレーつけ麺などと同様に、期間限定でちょくちょくリリースする背脂醤油のラーメンとはまったく別物だったが、アレはまったく自分のアホな勘違い。お店に非があるわけでは全くない、私自身の選択ミスだった。そんな失敗談をこのブログにアップしたかと思ったら...

堅田の本店で毎冬恒例酒粕とんこつを始めるとの知らせが舞い込む。折しも年末、堅田方面には正月用野菜等の買い出しに行くことになる。イオンやバロー、フレンドマートなど、大きなスーパーに行けば野菜はあるが、道の駅やJAの販売所で売ってる直販野菜の方がずっと新鮮で質がいいのだ。

この酒粕とんこつ、らーめん与七としては毎冬恒例風物詩的メニューとして定着しているようだが、私は今回のが、初めて。それにしても、豚骨スープに酒粕溶かし込ませて、さらにその上に牛すじ煮込みをトッピングして、鉢の傍におろし生姜を添えるという、かなりイロイロと足し算をしまくっていて、見た目に果たして大丈夫なのかコレ的印象。

ところがだ。不思議に合うんだ。豚骨スープと酒粕が。しかも酒粕のブレンドは結構ヲヲメ。しかもだ。酒粕には与七堅田本店からは徒歩圏内にある浪乃音酒造のものを使用。月イチで販売される「量り売り」をちょくちょく買いに行く蔵で、そもそもココの日本酒が昔っから好きなのだ。そして、牛すじ煮込みは柔らかく丁寧に煮込まれていて、スジ肉のみならずコンニャク等々のパーツもしっかり。さらにだ。ラーメン鉢の隅っこに刺身のわさびよろしく盛り付けられたおろし生姜を酒粕とんこつスープに溶かしこみながら味わうと、あー、これは正しく寒い冬の今ならではの味わいで、暖まる感じがするヤツ。そして、麺。昨日行った「うちのラーメン我豚」も麺屋棣鄂だったが、ここ与七も開業当時から棣鄂の麺を使っている。同じ麺屋さんの麺ながら、印象は全く違って、濃醇なスープを引き上げつつも麺としての食感は確か。
このメニュー、与七のルーツである無鉄砲で提供されることは考えにくく、与七独自のひとつの個性だ。さらに浪乃音酒造の酒粕ということで地元「堅田」ならではの季節感を楽しませてくる。2018〜2019今シーズンの発売期間は12月25日〜1月24日。もしかしたら、もう一度食べに行くかも。いや、しかし年明け1月からは南草津店で例の限定醤油やるっていうから、そっちの方が先だな...。

与七ラーメン / 堅田駅
昼総合点★★★★ 4.5

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