龍仙 麺屋 京都@城陽市寺田金尾:-銀-

この日、付近で終日業務。現場へは車で移動だったが、お昼時のお店はもしかしたら駐車できないか駐車するとしたらハザード出してしばらく待っていないといけないだろうことを見越して、徒歩でお店に向かった。公共交通機関利用だと近鉄京都線寺田駅が最寄りだが、ロケーション的にはクルマ利用が便利な場所。もう少し、駐車スペースに余裕があればいいんだけど。
今回、新規開店後二度目の訪問。オーナーらしき大将は、この日も蒸し暑い中お店の前に立ち、接客業務に勤しんでおられた。この前、初めて訪れたときも、お店の外で「いらっしゃいませ」と声をかけ、店内に「○名様ゴライテーン」と報告されていた。これからの季節、暑い中でもこれを続けられるおつもりだろうか。ラーメン作りそのものは、厨房内のスタッフに完全に任せた上で、自分は店内でなく、お店の前に立ち、クルマの駐車やバイク・自転車の安全確保等、店先での様々なことに細やかに、丁寧に対応されている。そのお姿には、大将の仕事への愛情というか、真剣味と云うか、そういうものをひしひしと感じた。仕事が好きでなければ、アレは出来ないことだろう。
まだ午前中の開店したばかりの時間でもあって、幸い待つこともなく着席。この前来たときにはあった、手荷物用のカゴが、この日はなかった。が、スタッフがすぐに察してくれて、「あっ、荷物のカゴ、ご用意いたします」とサッと持ってきてくださった。
5月3日のオープンより、当面は11:00〜19:00(最長)の通し営業&売り切れ仕舞いだったが、大将のお話しによれば、お客さんから夜の時間帯について、売り切れ仕舞いでなく、安定的に営業してほしいという要望が相次いだらしく、それに対応するために営業時間を改訂されていた。また、定休日の設定も変更された。
店内の手荷物用カゴ、営業時間&定休日の設定の他にも変化があった。前回の初訪時には金・銀・京・都・一のいずれのメニューも一律800円だったが、この日行ってみたら「京」と「都」は50円値下げされていた。これも食べに行く側からすれば大変好ましい変化だ。それはともかくとして、今回は値下げ対象ではない「銀」を注文。太麺のがっつり系であろう「金」や「一」もそれなり気になりつつも、二郎インスパイア的迫力に少したじろぎ気味のチキンな自分であった。
丼もの&替え玉メニューの方は以前と変更はない様子。
これまた前回の初訪問時にはなかった気がする麺の茹で時間表示。「一」の茹で時間が示されていないが、おそらく「金」の3分30秒と同一であろう。
そうこうするうち、出来上がってきた「銀」。メニュー上では「極み豚骨醤油」とあるが、テロンとした粘度感を伴うどっしりとした濃厚な豚骨出汁が土台のスープ。ソコにほんのり削り節と唐辛子の辛味。鉢のヘチにへばりつく大きな海苔はゴハンと一緒に食べたくなる感じ(注文しなかったけど)。このお店、無化調とか天然素材とか、そういう高級感というか上等感で魅惑するタイプとはまた違って、ラーメンという食べ物が本来持っているワイルドな雰囲気を指向している感じ。上品を気取らず、こういう方向性に敢えて向かおうとしているように感じるのは、長岡京の本店「麺屋龍仙」があの龍龍軒の味を引き継いでいることにほかならないだろう。結論として、自分の中では「十分に、魅力的なラーメン店」である。
ただし、懸念されるのが駐車スペースの余裕の無さ。かつて、この界隈には「らーめんたか城陽店」(2003年頃)や「らぁ麺しおたに」(2014年頃)があった。両店とも、お店で味わうラーメンは十分に魅力あるものだったが、お店が長続きせず、すでに過去のものとなっている。麺屋龍仙京都には、そうはならないでいてほしいところ。

龍仙 麵屋京都ラーメン / 寺田駅
昼総合点★★★★ 4.0

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« オカモトタン... 秀吉珈琲@醍... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。