成功への信念が正しい道?

2009-07-26 | 社労士日記
追記(7/26)  読み漁っていた古新聞から昨日取り上げようかと思った記事に関連して
昨日、米ツアーで優勝した宮里藍選手・・・最近苦労していただけにちょっと鳥肌もの

そしてコメント・・・

「苦しい時もあったが、決して遠回りではなかった」


***** 日経朝刊(7/7)「スポートピア」より ここから *****
『道違えど物言う信念』

今を生きるサッカー少年は大変だなと思うことがある。私のころはサッカーは少年団で始め、中学、高校は部活で打ち込むのが王道だった。高校と大学をどこにするかで悩みはしたが、学力や目指すものと相談すれば、おのずと答えは出た。

いまは大ざっぱに分けても学校の部活、民間クラブ、Jクラブの下部組織と3つの育成ルートがある。日本協会直轄のアカデミーを入れれば4つ。そして高校のサッカー部がジュニアユース(中学生)のクラブを立ち上げて一貫指導を図るなど、高校とクラブのいいとこ取りを狙った育成のハイブリッド化みたいな現象も起きている。

そうやってルートが多様化、複線化すること自体はいいことだろう。部活の厳しい上下関係に耐えかねた選手がクラブで生き返ったり、逆にクラブの厳しい競争から振り落とされた選手が高校サッカーでよみがえったりするからだ。ただ、人によっては小、中、高それぞれで自分に合った居場所を探さなければならず、どこかを選ぶたびに「隣の芝生は青く見える」ワナに落ちかねない。

子供に間違いのない環境を与えたいという親心は分かる。が、母校法大でコーチをしている経験を踏まえると、ある程度の年齢になったら選択に子供の意思を反映させることが大切だ。自分で居場所を決めてきた選手はおしなべて意識が高いからである。私の要求に対し、「無理」と簡単に弱音を吐かない。できると思うから求めている、無理かどうか決めるのは指導する側、という根本を理解してくれるのもそういう選手たちだ。

逆に「何となく大学に来た」という選手はあきらめが早い。修正能力も低い。自分の物差しを妙に過信し、「ぶれない」という言葉が好きだったりする。ぶれない自分をつくるために幹を太くするには周囲の助言に耳を傾けることが大事だが、耳をふさぐことがぶれないことだと勘違いしていたりする。

Jリーグができて20年もたっておらず、育成に関してはまだまだ試行錯誤の段階なのだろう。もともと育成には謎の部分が多い。「これは」と思った“玉”が思ったほど伸びず、「難しいかな」と思った“石”がプロとして大成する例はいくらでもある。無責任な言い方をすれば、だから育成は面白いともいえる。

現在の日本代表もプロ養成に秀でているはずのJクラブのユース出身者より、高校サッカー部出身者が圧倒的に多い。中村俊(エスパニョール)、遠藤(G大阪)、中沢(横浜M)、主力はみんなそうだ。彼らの歩みを見ているとサッカーは回り道ができる競技だとつくづく思う。登山と一緒で頂上までのルートはいくつもある。大事なのは「どの道が正しいか」ではなく、どの道をたどろうと頂上に立ってみせるという信念なのだろう。
(サッカー解説者 水沼貴史)
***** 日経朝刊(7/7)「スポートピア」より ここまで *****

頂上へのルートもひとつでなければ、頂上自体もひとつじゃない場合も・・・

とにかく信念と根性で頑張りつづけましょ、ということ



鳥肌ものと言えば、昨日の別府選手・・・VTRでも迫力あったけど、生で観てたら興奮しただろうね

別府選手、新城選手、他の選手も含めて来年も期待したいですね



なお、夜サイは、郵便がてら路面の確認に出たところ、雨に降られ中止・・・で、ぶらり夜行バスの旅検討中

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