「能登国三十三観音」巡礼第九番札所「石動山天平寺せきどうざんてんぴょうじ」を訪ねた。
中能登町字石動山地内、旧国道159号線二宮地内に石動山道標があり、谷川に沿って車で登ること約20分、薄暗い杉木立を過ぎると明るい風景が開けてくる。
石動山は、標高564mで古い歴史の信仰の地として多くの人々に崇められてきた。
昭和43年に能登半島国定公園に、昭和53年に国史跡に指定された。
「伊須流岐比古神社境内脇の清水は万病に効くという霊泉で、水汲みに来る人が絶えないという」
「鰯ケ池の名の由来は、どんな干ばつ時でも池の水が枯れない岩清水がなまったとも云う」
御詠歌
「皆人の祈るまことの丈夫心ますらお(山)、末は(すぐに)すずしき杉のむら立」
「皆人の造りし罪は重くとも願えば軽く石ゆるぐ山」
「観音を訪ねて「能登国三十三観音」は、これまで十八観音を訪ねましたが、これから訪ねる観音は、先般の能登半島地震の被災地になった門前町等に多数含まれるため、今後に訪ね次第続けてゆきたいと思います。」
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