かなざわ風便り

変わり行く季節の中で、あの町この町で出会った風景や人情、イベントを訪ねて行きます。

百万貫の岩まつり(2-2)

2008年11月02日 | Weblog
午後1時から、砂防事業の現場見学ツアーに参加した乗客を乗せてマイクロバスが、
白山登山口「別当出合」に向かった。
途中、右手に別山(△2,399m)の尾根が白く輝き、見事な風景を眺めながら別当出合に到着。
バスを降りて、随行担当者から砂防事業の概要や経緯等について、詳しく説明があった後、
先の災害で流失した後に、新しく架かった吊り橋を渡り、砂防工事の様子を見学した。
別当出合から先の、工事専用道路を甚之助谷「砂防堰堤群」に向かって、どんどんと高度を
上げていくと、周囲のブナ林が輝き、背景に白く輝く別山の尾根が圧巻でした。
間もなく、終点の甚之助谷砂防堰堤群の手前に到着。
担当者から、危険性の高い工事現場での無人化施行の紹介や円形ブロックの制作、更に大型
クレーンによる円形ブロックの据付等々の説明があった。
見事な工事の背景には、今にも崩壊して可笑しくないほどの亀裂が多数見られ、この先、如何に
多難な年月を数えて行くだろうと感じた。
<晩秋を迎えたブナ林>

<別当谷砂防群>

<甚之助谷周辺のブナ林>

<甚之助谷砂防群>

<甚之助谷砂防群を前に説明を受ける参加者>

<別当谷周辺で眼下の砂防工事の様子を見学する参加者>

<白銀に輝く、別山尾根筋>

<美しい晩秋のブナ林>
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