盛夏の白山麓

手取川の支流尾添川沿いから岩間道を上流に進むと、左手目前にブナオ山（１,３６５ｍ）が望める。
冬季の間、白山自然保護センター「ブナオ山観察舎」から、カモシカや猿・狐の生態が観察でき、
３月下旬ともなると月の輪熊も現れ、天気の良い日には、イヌワシやクマタカ類までも観察出来る
ことがある。
更に前に進むと、眼下に発電所の導水管が見えて、脇に余水吐きから勢いよく滝のように流れ落ちる
風景が見えてくる。
この地点が三又で、川が３本に別れて渓流を遡る。左手から蛇谷川、中の川、丸石谷川で、この先に
丸石谷川を渡り中の川の上に出る。
帰り道の途中、崖の上でガーガーと鳴く音がした途端、飛び出したのがイヌワシで、カメラを構える間に
何処かに姿が見えなくなってしまった。

＜正面蛇谷川、右に中の川＞


＜丸石谷川＞


＜飛び出したイヌワシ＞