こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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仁義ってものが、ここにもある。

2013-04-11 22:40:09 | 訪問看護、緩和ケア
いろんな業界に、その業界なりの仁義があるように、この在宅介護の業界にも仁義はあります。
仁義って言うと、任侠ヘルパーかと思うかもしれないけれど、ほかになんといっていいかわからないので、仁義と言ってしまいます。

一般的な礼儀とともに、一応どこを立てるとか、挨拶をどこにするとか、ご意見番はだれかとか、この件はどこそこの誰さんに話を通すほうがベターとか・・。
まあ、いろいろあるわけです。

そんな業界でも、一人でお仕事をしていけるのがケアマネさんで、いわゆる「一人ケアマネ」は意外に多いのではないかと思います。

まあ、一人から二人、3人と増えていくのが常ですが、そういうふうに事業所を大きくしていくためにも、仁義は大切ですよね。

たとえば、総合病院の連携室相手に、タカビーな態度を取ったり、知ったかぶりをしたりすると、連携室のスタッフから「何なの?」ということになります。

お医者さんが開業するにしても、在宅をやろうとしたら、やっぱり地域の病院や医師会長、各病院連携室には挨拶しないと、患者さんを回してもらえないし、往診先で前の主治医の悪口とか言っちゃうと、意外にあっというまに広まって、睨まれちゃったりもします。
最近では、在宅支援診療所をされる先生は、訪問看護ステーションにはちゃんとご挨拶に来てくれて、こちらが恐縮することもあります。

どちらにしても、縄張りじゃないけれど、その地域の中核となる病院や大手の事業所とは、いい関係を作っておかないと、そこで在宅をやろうとしても難しいことになりますね。

たしかに、時にはハッタリも必要ですが、基本は「教えていただく。」気持ちと、連携してチームの一員として動くこと、そして何よりご利用者さんのニーズに応えることを忘れないようにしないとダメですね。

ケアマネさんは特に、連携の要となりますから、いつ連絡とっても繋がらないとか、伝言しても返事がないとか、何かあっても知らせてくれないとか、そういうことをしていると、「あのケアマネさんはダメだね。」なんて囁かれるようになりますから、連絡・報告は必須ですよね。

最近では、ケアマネさんの存在は周知されつつあります。
在宅をやっているお医者さんは特にちゃんと見ているので、ケアマネさんがちゃんと機能していないと先生の方から「ケアマネ何やってるんだ!?ケアマネ変えたほうがいい!!」と怒られて、交代させられちゃうこともままあります。

わたし的には、関わる事業所とはなるべく対等な関係で、仲良くやっていきたいのですが、これも立場立場でいろいろあって、ひとつのご家庭をめぐって、ギクシャクしてしまうことも時にはあります。

同じ地域で、同じ土俵で仕事をしているので、できれば言いたいことを言い合えた上で、同じ方向で支援ができる仲間でありたいなと思っています。
いろいろあるんですよ。ホント。

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2 コメント

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礼儀 (Yamamoto)
2013-04-12 10:51:47
礼儀って大事ですよね
職種がなんであれ、自分以外のパートナーは敬うべきだとおもいます。
勿論医療思想が異なることもありますし、
その患者さんを導くゴールへの思いが違う事もあります。
俺が正しいとか、医学的にはこうだとか、
あんまり答えってないと思っています。
医者が偉いわけじゃないし(--#
引くときは引く、押すときは押す。
お互いに尊敬し合い、認め合っていれば、
そんなコトは簡単だと思うんだけどなー
引くこと(折れること)が「負け」的に感じる人もいますが、
負けるが勝ちだと思うんですよね。
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そうですよね。 (こぶた部屋の住人)
2013-04-12 22:56:27
私も、何年か前までは直情的なタイプでしたが、この歳で大人になりました。
軋轢を作ってもろくなことにはなりませんからね。
一歩引いて全体を見る余裕は必要ですね。

なにしろ、上から目線でモノを言う人は、仲間に離れませんよね。
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