こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
看護師さんも募集中!!

IVHのおさらい

2010-06-29 00:11:46 | 訪問看護、緩和ケア
夏ですね・・・。
携帯写真なので色がいまいちですが・・
本当は、青空に木の濃い緑が燃えるように映えていたんですが・・・

患者さんの家の裏です。
場所は希望が丘ですが、要はこの近辺は(瀬谷を含めて)まだまだ田舎ってことですね。
初夏の木々は、ものすごくエネルギッシュで、キラキラ輝いていて大好きです。


先週末から緊急当番ですが、電話は3回だけで、申し訳ないくらいの週末でした。

そのうち2回は、スタッフ経由でのやりとりとなり、私が対応したのは1回だけ。

支えたいという思い」でも書いたご夫婦です。

やはり不安はIVHの事です。

『主人と意見が分かれてしまって・・。カフティポンプの電池を換えるときは、クレンメは閉めるんですか?』

「ルートのクレンメは、一気に落ちてしまうのを避けるためにとめるものなので、ポンプのスイッチを切って電池を入れ替えるだけなら、クレンメは触らなくていいですよ。」

『そうですよね~?!・・・(夫に向かって)だって!』

それだけ確認して明るく電話を切りました。

頑張っているみたいで安心しました。

今日の訪問でわかったこと。

このフルカリックを、一人で混和できるようになっていた。



このルートの上下が分かるようになっていた。



電池の入れ替えができていた。

そして、空液アラームが鳴っても、あわてず解除、空気抜き、再開ができた。
カチッとね。


二人で、確認してちゃんとできるようになっていました。
たった二日の練習でクリアしました。

もちろん、創のモイスキンパットの交換も!

「奥さんと二人でやると、早く済みますね。」と言うと、すごくうれしそうにされていました。

当初の目標である、「妻が介護出来るようにする。」が達成しつつあります。

もちろん細かいこと、これから気をつけること、いっぱいありますが、大丈夫。太鼓判です。

これからの事も、ご夫婦と先生と私たちと、ちゃんと話あってやっていけると信じています。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (どら)
2010-06-29 09:22:11
希望ヶ丘。。で、立ち止まり。。でも、県は違いますね。

訪問の素晴らしさに惹かれ、時折読ませて頂いています。

肺癌、甲状腺癌末期の主人のおばあ様を、在宅酸素で看ていた時があります。
ホスピス病棟と家を行ったり来たりしながら。。の生活でした。
「看取り」したいと思いながら、義母さん(実娘)はそのプレッシャーに答えられないと言い、最期を病棟で迎えました。

病院より、自宅が好きだったおばあ様。でも、義母さんの言い分も解る。。そんな葛藤だった事を思い出しました。

今は、在宅ケアでも良い商品が沢山あるのですね。
IVHも在宅で可能な時代ですものね。
益々の発展をお祈り申し上げます☆
返信する
初めまして! (こぶた部屋の住人)
2010-06-29 22:31:41
どらさん、コメントありがとうございます!
そう、ここは神奈川県横浜市のはずれ、瀬谷区と言うところです。
自然も残っているし、物価も安いし、田舎だけどいいところです。

在宅での医療処置で、出来ないものはほとんどないくらい、いろいろな方法が考えられています。

在宅独自の方法もあり、結構面白いですよ!

とはいえ、医療は日々進化しています。
今日の当たり前は、明日には禁忌だったりもするので、勉強しないと追いつかないのが苦労の種です・・・。

子育てしながらの仕事、いろいろ大変ですがお互い頑張りましょうね!
返信する

コメントを投稿