こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
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摂食回復支援食「 あいーと」

2012-01-27 23:37:03 | 訪問看護、緩和ケア
いや~。今日はあまりにごたごたがありすぎて、その話は後にします。

で、本日月例カンファレンスでのプチ勉強会は、大塚製薬の摂食回復支援食「あい―と」の試食会となりました。



これは、食材の形のまま、それぞれ酵素などにより組織の結合を分解して調理、冷凍保存をしている摂食支援食です。

食材一つ一つ、酵素による処理をして、味付けしていますので、舌で潰せるほど柔らかいのに、形は全く変わらず、見た目でも美味しくいただけるようになっています。

よくある、食品を一度ペーストにしてから、形を整えたものではなくて、レンコンはレンコンのまま、魚も魚の形のまま(もちろん皮もついています)味もそのままで調理されています。

1品目ずつレトルトのようにパックされ、冷凍状態になっているようですが、電子レンジや蒸し器で解凍し、温かくしていただけます。

左手前は白飯ですが、食べるとお粥より柔らかいのに、一粒一粒はしっかりあります。
カロリーもお粥よりあります。

右手前はブタ肉の料理で、野菜が添えてあります。
豚肉も舌で潰せる柔らかさで、ちゃんと豚肉の味がしてかなり美味しいです。
そして奥が筑前煮と魚の煮つけ。
レンコンもごぼうも人参も、全部形と味はしっかり素材のままです。
なのに、とても柔らかく滑らかです。

見た目に美しいこと。
味がすごくいいこと。
形を損なわない事。
栄養価も損なわれない事。
種類がすごく多いこと。26種類くらいある!

この辺んがすごい!と思いました。

ただ、価格が一つ399円から570円前後と、ややお高め・・・。
もう一つは、副食に関しては1個40カロリーから100カロリー前後で、一番カロリーが高いのが白飯223カロリーと、低カロリーになっています。
ダイエット中の人ならいいのですが、経口摂取に問題のある方だと、ちょっとカロリー的に少ないですね。

それでも、食にこだわりのある方や、治療食に辟易している方には、本当にありがたい食品だと思います。

価格的に、夕食のおかずの足しに1品として添える感じでしょうか。
もしくは、週に1回か2回のお楽しみにするとか。

経済的に問題がなければ、メニューを見ながら、自分で選んで好きなものを食べるなんてことも、いいかもしれません。

実際、食べてみて本当においしかったので、刻みやミキサー食に飽きちゃったかた、お勧めです。

ちなみに、今日はヘルパーさんの介護職試食会もありました。

じゃーん 


パプリカのマリネと、カブと肉団子のミルク煮

パプリカの甘みに、マリネの酸味が絶妙でした。
肉団子も、揚げていないので柔らかくて、美味しい!

職場でこんな楽しみがあるのも、いいモノです。

ちなみに、うちのステーションの冬の風物詩は、ストーブ料理です。

今週は、豚汁。 
その前は、カレースープ。その前が焼き芋。
その前が、お汁粉、コンソメスープなどと、今年に入ってからもこんな感じで、ちょくちょくお昼のお伴を作ります。

かなりの割合で、私が合間に作りますが、ものすごい短時間で作る、超スピード料理ですから、かなり大雑把なものが多いです。

でも、寒ーいなか、頑張ってくれたスタッフが、喜んでくれると私もすごく嬉しくて、次は何にしようかな~。なんて考えてしまうのです。

まだ、おでんをやっていなので、来週あたり「おでん」のお鍋がストーブに乗ることになるかもしれません。

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