こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
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興魂太鼓の練習風景です。

2009-07-19 22:55:58 | オキタマ太鼓
久しぶりに、娘を送りがてら、オキタマ太鼓の練習を見てきました。
早い時間は、小学生以下の、子供たちの練習が中心です。
大きい人たちは、そのサポートに当たります。

 太鼓をたたくときは、きちんと待つことから始まります。もぞもぞしない。バチを叩かない。話をちゃんと聞く。

最初の練習曲は、石川県の「豊年太鼓」です。

2才くらいから、もう太鼓をたたいています。
台の上でたたく子も・・・

「豊年太鼓」は、小さい子から順番に、だんだん大きい子に変わっていきます。
中学生になると、もうかなりの迫力です。
    単調なリズムから、バリエーションが入ってきます。




中学生になると、けっこうかっこいいんですよ。

来週の本番に向けての、子供たちの太鼓の練習が終わる頃、アイスクリームが届きました。

小さな子の練習は終りです。
きちんと正座して、ちゃんとご挨拶ができないと、ご褒美は頂けません。

前列に小さい子、そのあとに中学生、高校生以上と並びます。
お母さんたちは、周囲で正座。

今日は、ももこ先生から、特別にご褒美がありました。
もも子先生は神官でもあるため、伊勢まで行って神事で清められた、お守りを全員にくださいました。

火の輪くぐりの神事で、いただいたというお守りは、普段は神棚など、上の方においておいて、何かの時持っていくと、守ってくださるそうです。
それから、「無垢塩草」(むくのしおのくさ)という、お清めの沐浴剤?
これも、「明日は大事」とか言う日にお風呂で浴びるとよいそうです。
受験生の娘には、ありがたいです。
それから。伊勢のおせんべい。

家族の人数分頂いちゃいました。お兄さんに手渡されて、うれしそうな娘たちです。

このあと、ガリガリバーを配られて、5つ数えて頭を下げれば、ちびさんたちの練習終了です。

全員で休憩してまもなく、今度はお兄さんたちが自主トレを始めました。
たった二人で叩く太鼓のすごい迫力。

 三宅島伝統の三宅太鼓です。
太鼓を横にして、腰を落として二人で叩きます。

成人したお兄さんたちが「ぶち合わせ太鼓」から、鼓童オリジナル「族」へと変わる中で、中学生の娘たちも一緒に叩かせてもらいます。

途中、突然に近所のグループホームから、ヘルパーさんに連れられておばあさんが見学に来ました。
椅子に座ったおばあさんに向けて、お兄さんたちが全身全霊で太鼓を叩きました。
曲が終わる頃には、おばあさんの目から涙がぽろぽろこぼれていました。
きっと何か、強い感動に揺り動かされたのでしょうね。


お兄さんたちとの、「族」を全身で叩く娘を見ながら、私は帰途につきました。

地面から突き上げるような、激しい太鼓のリズムは、なぜか不思議なほど心を落ち着かせます。
今日も一緒に来ていた赤ちゃんは、ぐっすり寝てました。

太鼓、いいですよ~。

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