普天間「県外・国外」移設を、社民が提言書
社民党の重野幹事長らは25日、首相官邸を訪れ、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の「県外・国外」への移設を求める提言書を平野官房長官に手渡した。
平野長官は「しっかり受け止めて対処していく」と述べた。平野長官はこの後の記者会見で、地元関係者からの意見聴取と視察を行うため、近く沖縄を訪問する考えを明らかにした。12月上旬となる見通しだ。
また、社民党の福島党首(消費者相)は25日の基本政策閣僚委員会で、「県外、国外という意見が強いにもかかわらず、きちんと検証した形跡がみられない」と語り、この問題を連立3党で協議する機関の新設を求めた。菅副総理・国家戦略相は「検討する」と答えた。
(2009年11月25日19時03分 読売新聞)