本学学生の実習報告会のレジュメをみて考えることがあります。
例えば 股関節外転 MMTを行い問題がある場合に、「中殿筋の筋力低下」は決して正しい表現ではなく、「股関節外転筋力低下」が正しい表現である。実習施設よっては、MMTを行わずに筋緊張で表現している。
これも間違いである。私の専門は神経疾患の理学療法ではあるために、評価は動作からその原因の一つとして筋緊張をとりあげるわけである。神経疾患の理学療法評価、特に脳血管障害患者の評価では分離運動が困難であるためにMMTはできないことが多く、筋機能の異常性は筋緊張検査が有用である。
しかし、運動器疾患の理学療法評価では筋力の問題が重要である。また、MMTだけでは特定の筋を同定できない。その同定する方法として筋緊張検査が必要なのである。
この点を明確にしないと、運動器疾患の理学療法評価は大変にアバウトになる。我々教員は、その点を十分に理解して、養成校として統一した見解を示すことが大事になる。
例えば 股関節外転 MMTを行い問題がある場合に、「中殿筋の筋力低下」は決して正しい表現ではなく、「股関節外転筋力低下」が正しい表現である。実習施設よっては、MMTを行わずに筋緊張で表現している。
これも間違いである。私の専門は神経疾患の理学療法ではあるために、評価は動作からその原因の一つとして筋緊張をとりあげるわけである。神経疾患の理学療法評価、特に脳血管障害患者の評価では分離運動が困難であるためにMMTはできないことが多く、筋機能の異常性は筋緊張検査が有用である。
しかし、運動器疾患の理学療法評価では筋力の問題が重要である。また、MMTだけでは特定の筋を同定できない。その同定する方法として筋緊張検査が必要なのである。
この点を明確にしないと、運動器疾患の理学療法評価は大変にアバウトになる。我々教員は、その点を十分に理解して、養成校として統一した見解を示すことが大事になる。