すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

原発事故から7年、まだ“トイレなきマンション”が必要!?

2018年03月05日 | 地震・原発

土日曜日のポカポカ陽気で、あの大雪に悩まされていたことがウソのようです。ウソといえば森友学園問題をめぐって、公文書を改ざんするというトンでもない疑惑が出てきて、民主主義国家が根底から崩れています。

NHK日曜討論に森ゆう子参院議員が登場で、「国会での論戦の土台が根底から崩れている。記録がない、記憶がない、確認できない。とうとう国会に提出した文書まで改ざん、それを内閣も否定出来ないでいる。ここまで来たのかと。国家がひっくり返るような状況。この問題を明確にして安倍内閣は退陣するべき」と・・・

今朝のNHKあさいちは「知りたい!ニッポンの原発」で、これは見逃したら大変と注視です。ゲストは環境エネルギー政策研究所長の飯田哲也さんと、国際環境経済研究所主席研究員の竹内純子さん(元東京電力社員)です。番組では原発再稼働を安易に肯定する意見もあり、FAXやメールで意見を募っていたのですがモタモタしていたら9時5分ほど前に国会中継のために終了です。

また経産省や電事連、電力会社は原発再稼働をしなければ電気料金の値上がりが避けられないと主張ですが、龍谷大学大島堅一教授の再稼働しても電力料金に大きな差がないとのデータ説明に納得です。東日本大震災からまもなく7年、核のゴミをどうするのか“トイレなきマンション”からの脱却が求められいることを見過ごしてはなりません。

続いての国会中継参院予算委員会、トップバッターは自民党の有村治子議員です。働き方改革ではこのところのデータ問題などもあり、答弁で苦慮する財務省職員への長時間残業への“思いやり”です。これは自民党議員なら他の場でも取り上げることができ、貴重な質問時間を先ずは国民に寄り添うべきではと・・・。やはり保守議員にとっては政治は“パフォーマンス”そのものであることが伝わってきます。

ところで2日の糸魚川市議会一般質問、笠原幸江議員の保育料未収金処理について新聞記事にもなったことで、合併前のことでもあり巷では話題です。職員OBらからも現職議員なら常任委員会でも取り上げることができ、あえて一般質問ではいかがと・・・。議員は以前、中学校でのいじめ問題を一般質問で延々と続けていたことで、教育関係者らから解決できることもよい方向へ進まないと指摘されていた経緯もあり、議員発言は重く慎重にすべきと再認識です。

今日は一日雨降りで、市議会一般質問は2日目、午前中の田中立一議員の「子どもの貧困について」「農業政策の課題について」など、国の生産調整や種子法の廃止の問題を取り上げているので視聴することにしました。子どもの貧困に対する認識について教育委員会との差異が伝わり、どうしたら問題を解決できるのかと先ずは実態調査も必要ではと受け止める終日です。


勢ぞろいのお雛様と歩んできた足跡

2018年03月03日 | 日々思うこと

弥生3月桃の節句の我が家のお雛さまです。いつも茶の間に飾っているものは上の娘が生まれた時に浅草米州で求めた木目込み人形です。娘が嫁ぐときに持たせるのが風習のようですが私のお気に入りで手放せず(笑)、40年以上も手元に置いています。この他に砥部焼き雛や立雛は娘たちの所へ分散し、大切に飾られているようです。

陶雛は東京の建築の友「いちよう」さんの手づくりで、かなり前にいただいたお気に入りで、素朴なあたたかさが伝わってきます。

手のひらに乗る可愛い布雛は、旧青海町議時代の今は亡き同期の奥様の手づくりで、いつも玄関先に飾り故人を思い出しています。どのお雛さまもそれぞれ歴史があり私と一緒に歩んできた大切なもので、また来年も飾ることができるようにと願いながらの桃の節句です。

昨日、市役所ロビーで撮った写真は、「画像が壊れている可能性があります」と表示されていましたが、どうもマウススピード(?)についてゆけず開けなかったようで、本日貼り付けることができました。

画像の佐藤孝議員の一般質問「働き方対策について」や「大雪対策について」は、調査データを元にした新人でもやる気があればここまでできるという内容でした。写真右は米田市長の等身大より少し小さ目のパネルで、今月末までこの場に飾られるようです。

“お雛様は顔がいのち”といわれますが、家の玄関や市役所ロビーも人が訪れる空間ですから、心しなければと思う春の訪れを感じる週末土曜日です。


冷たい風を吹かせる自民党女性議員と

2018年03月02日 | 日々思うこと

弥生3月に入り、爆弾低気圧で暴風高波警報の中を不要不急の外出をできるだけ控えて国会審議などを注視です。先日の衆院予算委員会であれだけ働き方改革関連法案の厚労省データ問題が浮上している中、質問に立った阿部俊子議員の「(法案を)前に進めてください」発言に、自民党の女性議員の資質を疑うばかりでした。昨日から質疑は参院予算委員会へと移り、質問に立った丸川珠代議員、HPでも「若者・女性・高齢者が主役になれる社会への転換が必要」と主張するも“同じ穴の・・・”です。

女性議員の資質は地方議会でもご多分にもれず、糸魚川市議会3月定例会の一般質問は本日からスタートです。10時から生中継でトップバッターのK議員の「保育料未収金処理その後について」を注視です。9月定例会に続き保育料の滞納を厳しく追及ですが、その背景の家庭環境や子どもに寄り添う視点がまったくないことを大変残念に受け止めました。

特に合併前のH18年以前の滞納者48人700万円余りへの追及に驚き、当時の子どもたちは今は中学を卒業しており、冷たい北風を吹かせて解決しようとする姿勢に肌寒さが伝わってきます。そして「財政が厳しい、税の公平性の観点・・・」と主張でしたが、料金と税金との違いを認識しているのか、また保育料滞納者だけでない市民全体の意識改革が必要と迫る自民党女性議員です。

私が公務から離れたH25年度以降、議員報酬を3回アップすることはお構いなしで、こちらの意識改革はさてどうなっているのでしょうか。そして米国トランプ大統領の異例の輸入制限への北風政策ニュースとを重ねてしまいます。

午後3時過ぎ市役所へ出向くと、1階ロビーのケーブルTV中継で佐藤孝議員の一般質問を視聴することができました。その画像を撮り、帰宅してブログにと試みると、どうしたことかエラー発生でアップロードができず、昨年2月に撮った糸魚川駅アルプス口からの庁舎を貼り付けです。

(画像回復です)

今日は北風政策での共生社会の構築の難しさを市議会から伝わる一日でしたが、米山知事がツイッターで「年金だけで暮らしていける人はいったい何割いるでしょう。今生活保護(不正受給は件数ベースで2.0%、金額ベースで0.4%)バッシングをしている人は、自分が独居高齢者となって働けず生活保護を余儀なくされた時にも“自己責任”と言う非難を受けいれられるのでしょうか。慄然とします。」と、政治の責任が大きいことをつぶやいており、少し救われる思いの終日です。