弥生3月に入り、爆弾低気圧で暴風高波警報の中を不要不急の外出をできるだけ控えて国会審議などを注視です。先日の衆院予算委員会であれだけ働き方改革関連法案の厚労省データ問題が浮上している中、質問に立った阿部俊子議員の「(法案を)前に進めてください」発言に、自民党の女性議員の資質を疑うばかりでした。昨日から質疑は参院予算委員会へと移り、質問に立った丸川珠代議員、HPでも「若者・女性・高齢者が主役になれる社会への転換が必要」と主張するも“同じ穴の・・・”です。
女性議員の資質は地方議会でもご多分にもれず、糸魚川市議会3月定例会の一般質問は本日からスタートです。10時から生中継でトップバッターのK議員の「保育料未収金処理その後について」を注視です。9月定例会に続き保育料の滞納を厳しく追及ですが、その背景の家庭環境や子どもに寄り添う視点がまったくないことを大変残念に受け止めました。
特に合併前のH18年以前の滞納者48人700万円余りへの追及に驚き、当時の子どもたちは今は中学を卒業しており、冷たい北風を吹かせて解決しようとする姿勢に肌寒さが伝わってきます。そして「財政が厳しい、税の公平性の観点・・・」と主張でしたが、料金と税金との違いを認識しているのか、また保育料滞納者だけでない市民全体の意識改革が必要と迫る自民党女性議員です。
私が公務から離れたH25年度以降、議員報酬を3回アップすることはお構いなしで、こちらの意識改革はさてどうなっているのでしょうか。そして米国トランプ大統領の異例の輸入制限への北風政策ニュースとを重ねてしまいます。
午後3時過ぎ市役所へ出向くと、1階ロビーのケーブルTV中継で佐藤孝議員の一般質問を視聴することができました。その画像を撮り、帰宅してブログにと試みると、どうしたことかエラー発生でアップロードができず、昨年2月に撮った糸魚川駅アルプス口からの庁舎を貼り付けです。
(画像回復です)
今日は北風政策での共生社会の構築の難しさを市議会から伝わる一日でしたが、米山知事がツイッターで「年金だけで暮らしていける人はいったい何割いるでしょう。今生活保護(不正受給は件数ベースで2.0%、金額ベースで0.4%)バッシングをしている人は、自分が独居高齢者となって働けず生活保護を余儀なくされた時にも“自己責任”と言う非難を受けいれられるのでしょうか。慄然とします。」と、政治の責任が大きいことをつぶやいており、少し救われる思いの終日です。