すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

明るい未来へ“微力だけど無力ではない”

2018年03月11日 | 日々思うこと

森友学園問題は近畿財務局の一人の職員の死で急展開し、財務官僚による公文書偽造が発覚で内閣全体の責任が問われる大問題になってきました。日曜朝の民放TV局で、親族を通して男性の悲痛な声(遺書)が紹介されました。

そして3月11日は震災関連死を含め、2万2千人以上が犠牲になった東日本大震災から7年、復興に向けて32兆円もの国費を投じて住居や道路、鉄路などまちの形は整備されてはいるものの、人々の暮らしやコミュニティーの立て直しは道半ばです。

さらに東京電力福島第一発電所の事故の傷痕はなお深く、NKをはじめTV各局ではメルトダウンの現場を取り上げ、廃炉への道のりがはるかに遠いことが伝わってきます。天災は避けることが難しくその被害を最小限度に、また二度と福島第一原発事故の様な事故を起こさないために政府を上げて歩まねばなりません。

日本中が悲しみに包まれた11日、原発ゼロ国会前大集会では「つなげよう脱原発の輪 上越の会」植木代表がスピーチで参加です。

私は午後から糸魚川地区公民館での「高校生平和大使国連報告会」へ、神谷優李さん(高田高校1年生)の「私たちは微力だけど無力ではない」の力強い言葉に大人たちが考えさせられる充実の報告会です。また地元の小中学校の校長先生をはじめ、遠くは県女性議員の会でご一緒だった元燕市議のSさんも参加してくださり感謝の思いです。そして孫のような優李さんからたくさんの勇気をもらい明るい未来を感じるひと時です。

明るい未来といえば、前にも書き込んでいる震災にあった陸前高田市立図書館の再生のため、全国から古本を集めて建設資金にするプロジェクトで昨年7月に図書館が再建することができたと東京の建築の友から伝わってきました。図書館の柱と床材は地場産で、何だかホッとする空間です。 陸前高田市立図書館 夢プロジェクトURL

NPO法人<環境エネルギー政策研究所>飯田哲也所長からも明るい未来が伝わってきます。http://www.isep.or.jp/archives/info/10837

そして今を生きる私たちは「微力だけど無力ではない」と、失われた尊いいのちを無駄にすることなく明るい未来へつなげてゆかねばと痛感の一日です。