すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

森友“書き換え”、その背景に忖度あり

2018年03月13日 | 日々思うこと

このところの晴天続きで私の鼻はムズムズ、目はショボショボになってきました。森友学園問題は国有財産を8億円も値引きという市民感覚では考えられず、民主主義国家の土台をぶち壊す大事件に発展です。

財務省は昨日、14文書の289か所の書き換えがあったと国会へ報告です。書き換え前の文書には昭恵首相夫人の名の記載や首相本人、麻生財務大臣の名前まで記されており削除されていたことが判明です。なぜ書き換えられたのか、その背景には忖度が生む政治のおぞましさが刻々と伝わってきます。

書き換えといえば昨日、「安倍9条改憲NO!」を訴える市内8団体による市民決起集会の後のデモ行進は咳が出ていることもあってパスをして、本町通りの金融機関へ立ち寄りました。一昨年12月の大規模火災で全焼した蕎麦処泉家さんの開店を前に、新たな「泉家」を看板業者さんの手で“書き換え中”です。

西隣りの県内最古の加賀の井酒造さんは本日、酒蔵の引渡しが完了し仕込がいよいよスタートです。建物の看板も“書き換え”(写真は後日に)、5月には新酒の販売予定だそうで、大火被災地現場はみなさん忖度なしでがんばっています。 

そんなことでアベ首相は昨年2月17日国会で、「私や妻が関与したのなら、総理大臣も国会議員も辞める」と明言したことを忘れてはなりません。財務省ではこの後に文書の書き換えを行ったようで、その背景をみれば忖度ありの書き換えで、野党も的を定めてがんばってほしいと願う気温上昇の終日です。