すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

いわさきちひろ生誕100年、2018年の年初め

2018年01月01日 | 日々思うこと

あっという間に酉年から戌年へ、2018年を迎えました。昨年は春の市長選・市議選から秋の衆院選まで忙しく駆け回る日が続きましたが、多くの人に支えられ元気で新しい年を迎えることに感謝です。

我が家の茶の間には一年中、亡き母のお気に入りだった『和を以て貴しとなす』の書を飾っています。これは聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条に出てくる言葉だそうで、いつも母の優しさを思い出します。

今年は雪のない静かな元日で、娘たち家族との食事会は年々にぎやかになり3人の孫たちの成長に目を見張るひと時です。

リビングには「いわさきちひろカレンダー」で、今年はいわさきちひろ生誕100年です。ちひろが生まれた1918年に第一次世界大戦が終結し、その15年後には満州事変へと進んでいます。表紙は「けしの花のなかのあかちゃん」で、元日には残念ですが切り取らなければなりません。

ちひろが訴え続けた平和は今、大きく揺らぎ再び戦争への道を歩むのではないのかと危惧する年初めです。いかなる国の争いにも大義はなく“平和こそすべて”で、武器を備えることよりも世界に誇れる日本国憲法9条をと切に願います。“たった一つしかない地球といのち”を大切に、本年もどうぞよろしくお願いいたします。