すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

戦争を知らない世代が政治の中枢にいるということ

2018年01月24日 | 日々思うこと

2週間ほど前の最強の寒波襲来から、昨日はさらに今季一番の最強の寒波襲来で、新潟内の広い範囲には「大雪警報」が出て交通機関にも影響です。糸魚川地域には合わせて「波浪警報」も発令で、日本海の波は防波堤に叩きつけ最大瞬間風速28・9メートルを記録する暴風でした。

こんな日は不要不急の外出を控えるように呼びられており、今日は外出を止めて午後から国会衆院代表質問を視聴です。トップバッターは立憲民主党の枝野代表で、国民の期待通りにブレることなくこれまでの民進党とは大きく異なる野党第一党が伝わります。

一昨日に開会の通常国会でのアベ首相の施政方針演説といい、本日の代表質問への首相答弁を耳にしながら、ふと『通販生活 2018春号』(カタログハウス 180円)表紙の故田中角栄元総理の言葉を重ねました。

表紙には「かって自民党で最大派閥を率いた故田中角栄元総理は、新人議員に『戦争を知っている世代が政治の中枢にいるうちは心配ない。平和について議論する必要もない。だが、戦争を知らない世代が政治の中枢となったときはとても危ない』と薫陶を授けたという。いまの日本は、まさに田中角栄の予見したとおりではないか。」と・・・。

また本誌では、元中国大使で元日中友好協会会長の丹羽宇一郎氏が落合恵子さんとの対談で「戦争をなくすためにまず必要なことは戦争<戦場>の真実を知ることです」と語っています。落合恵子さんも「市民を戦争に巻き込むことは容易だ。自国が他国から攻撃されると言えばいい、と言うようなことをヒットラー政権下のヘルマン・ゲーリングだった。流されず、確かな選択をするために、いま、沈黙を破った戦争体験者の声を!」と・・・。

先の戦争や歴史認識に希薄な恐れを知らぬアベ首相の言葉の巧みさや、憲法改正に積極的な自民党の政治姿勢に心身ともに震える昨今です。国民投票の問題点をこれまでも書き込んでいますが、[国民投票/住民投票]情報室は分かりやすサイトです。http://ref-info.com/