すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「野の花だより」と辺野古基地埋め立てと原発再稼働

2018年12月14日 | 地震・原発

“人は見かけによらぬもの”とは昨日の友人Mさん、60才までキャリアウーマンとして働いていたことでゴルフやマージャンもたしなみ、自民党系の人たちとの交流もある社交家です。その彼女の家の「ちひろカレンダー」に一瞬こんな趣味があったのかと思いましたが、東京杉並のちひろ美術館や安曇野美術館へも出かけているというので意外でした。

そして毎年、家に「ちひろカレンダー」が飾ってないと寂しいのでと長年買い求め続けてきたそうで、昨日の最初の話題は米山知事の突然の辞職と原発問題で、特に米山さんへの期待感が大きかったことを熱く語っていました。また、この時季にいつも届けている「外山康雄野の花カレンダー」にも大喜びで、お互い響きあうことでこれからも丁寧に交流を深めてゆきたいと思います。

その「外山康雄野の花だよりカレンダー」のファンが多いことで、長年のお付き合いの南魚沼市在住の水彩画家の外山康雄さんにまとめて送っていただいています。2019年の表紙は赤い実の「目木(めぎ)」で刺があることで別名「小鳥止まらず」、新年1月はサクラソウ科の「勝紅草(かっこそう)」でスタートです。

外山さんの野の花はすべて原寸大に描き、原画を売らないだけに貴重な解説付きのカレンダーが一年間お部屋を飾ります。そういえば上越市の樹下美術館館長も花の絵をたくさん描いており、ちひろや外山さんの余白を生かした絵と同じく見る人の心を惹きつけます。樹下美術館館や野の花館は何度訪れても素敵な所で、当ブログの右下「ブックマーク」にも記載してあります。

ところで政府は本日、アメリカ軍普天間基地の移設計画で、名護市辺野古の埋め立て予定地の海に土砂の投入を開始です。午前11時頃から、ダンプカーで運ばれた大量の土砂が辺野古の青い海に次々と投入されている映像を見るにつけ、なぜ政府は沖縄の民意に向き合おうとしないのか、国の暴挙を悲しく受け止めています。

そして昨日の東京電力、福島の原発事故の原因究明もされないまま事故の責任もとらず、原子力規制委員会への工事許可申請補正書に2021年に柏崎刈羽原発再稼働を明記というニュースです。基地問題と原発問題に共通点が多いだけに、驚きと憤りと悲しさでいっぱいの終日です。