すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

映画「日本と原発」と新潟県知事選

2018年05月21日 | 地震・原発

昨日曜日、上越市民プラザで映画『日本と原発 4年後』を見に出かけました。これは弁護士の河合弘之監督による話題の映画で、各地で上映され何としても見たいと思っていた映画の一つです。https://eiga.com/movie/82987/photo/

全国の原発差し止め訴訟の先頭に立って活動する弁護士たちが中心となって2014年に発表したドキュメンタリー『日本と原発』に、新たな情報を加えた新版です。

原発の仕組みや歴史とそれを支えてきた社会構造、避難生活を送る人たちの苦しみなどを描いた前作から1年。日々変化している状況を記録し続け、テロ対策や内部被ばくの問題、高浜原発の差し止めや東電元役員の強制起訴といった内容を盛り込み日本の原発問題に鋭く切り込んでいます。

2時間に及ぶ映画では「刻々と、何が変わっているのか?」と、福島第一原発事故後を映し出し、原発を推進したい人たちにも見てほしい、見なければならないことが伝わりました。

そして新潟県には柏崎刈羽原子力発電所が立地し、東京電力HDは連日これでもかと思うほど安全性をラジオとテレビで強調し続けています。県民が抱いていた原発への違和感も少しずつ消えてゆく、心理的効果に多額の広告料が使われていることも確かです。

ボヤけた拡大画像の再度の貼り付けで、改めて他人事ではないことを実感です。

折りしも24日告示の新潟県知事選挙では原発問題が争点であることはいうまでもなく、自民党県連が支援する候補者陣営では公職選挙法に触れるのではないかと思う政策チラシを全戸配布です。巨大な組織力とお金にモノを言わせる権力者らの底力を前に立ち向かう“市民とオール野党”、私もエネルギーを蓄えながら進んでゆかねばと今日はここまでに・・・。