すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

“敵”を間違えてはならない、シリアと民主党と

2015年11月17日 | 日々思うこと

11月もあっという間に半分が過ぎて、街なかのお店では早くもクリスマスツリーが飾られています。昨16日は上越市三和区の音&土(ねんど)工房まで、能生作品展でお借りした先生の作品の返却です。三角錐の頂の米山がきれいなので写真を撮ろうと・・・、三和区に着く頃にはすでに雲がかかってしまい晩秋の空の移り変わる速さに驚きました。

多くの犠牲者を出したフランスの同時テロの詳細が少しずつ伝わってきます。有志連合の「テロに屈しない」という姿勢も当然でしょうが、テロを生みだすその温床へも目を向けねばなりません。

シリア国内ではアサド政権を支持するロシアと、対抗する反政府組織を支持する米国の“代理戦争”が続き、これに過激派組織 ISとの複雑な戦闘で多くの犠牲者が出て国外への難民が後を絶ちません。今回のテロ事件により、難民受け入れに寛容だった各国も厳しい規制を設けるようですが、一般市民を巻き込んでのテロ戦争の本当の“敵”は難民でもイスラムの人々でもないことを見落としてはいけないことを感じます。 

ところで去る14日、民主党の前原誠司元外相は読売TV報道番組で、来夏の参院選への民主党と共産党の選挙協力ついて「共産党はシロアリみたいなもので、協力したら民主党の土台が崩れてくる」と言い出すのでビックリです。野党の共倒れを防ぐために民主党執行部は統一候補を模索中で、共産党は安保関連法廃止に向けて「国民連合政府」を呼びかけている時だけに、ただならぬ前原発言に本当の“敵”を間違えないでと叫びたい思いです。 

写真は本日届いたサントリーデスクトップカレンダーで、少し早いのですが12月中旬の秋田県湯沢市です。テーマは「一本の木がただづむ風景」ということで、「1本の樹が大地に根を張って凜として生きる姿と、人生という大地を逞しく歩んでいる人間の姿を投影しているようにも見えます。力強くも美しい一本の樹から、生きる素晴らしさを感じていただければと思います。」と撮影者のメッセージが添えられていました。

またgoo一年前の記事では中腹辺りまで白くなった黒姫山の写真を貼っていました。今年は少し温暖のようですが、もう直ぐ初冠雪が見られることでしょう。私も冬将軍が来る前に庭仕事など、やるべきことがいっぱいですが落ち着かない日が続くこの頃です。