すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

フランスの同時テロと東京電力のテレビCM再開と

2015年11月15日 | 日々思うこと

13日深夜に“報復の連鎖”を断ち切ることを書き込んで就寝・・・、翌14日朝7時のNHKニュースでフランスの首都パリでの同時多発テロに驚くばかりです。パリ中心部のレストランとコンサートホールで発砲、パリ郊外のサッカースタジアムでは爆発が発生し、犠牲者が129人という悲惨極まりない事件です。

過激派組織 ISを名乗るグループが犯行声明を出し、オランド大統領はテロに屈しないと非常事態宣言で「テロとの戦争」を明言です。フランスは9月にシリア空爆に参加しており、「9.11同時多発テロ」とよく似ていることで対テロ戦争は国境なき世界戦争へと進み、人々は常にテロに怯えながら暮らさねばならず、さらに集団的自衛権の危険性を再認識せねばなりません。

昨日は北陸新幹線が開業して8ケ月で、正午の市内では最大瞬間風速25.8mを観測し、この強風でJR大糸線やトキめき鉄道の一部も運休し自然の力にどうすることもできません。

そして日曜の朝は風も少し静かになっての小雨模様で、庭の大事な千両の植木鉢が修復できないほど見事に割れてしまいました。また家の近くのデンカ社単身アパート工事現場は12月の完成を前に、足場も一部外されて新しい姿が見えてきました。午前中には太陽の光も少し見えてその静けさに感謝の思いですが、昼過ぎには上越の娘たちがやって来て、しばし目を細めるひと時です。

写真は小学校の学区内の新しく完成した通学路です。地区公民館の近くの多くの子どもたちが通る細い道で、これで安心して登下校ができることになりました。

安心ができないといえば東京電力で、福島第一原発事故の後はテレビコマーシャル(CM)を控えていましたが、新潟県限定でCMを再開です。ラジオでは毎日お昼の時間帯にCMが流れていますが、テレビでは夜のゴールデンタイムで、福島の事故を教訓に安全対策に全力を挙げていると強調する内容で、柏崎刈羽原発を再稼働させようという意図が見えてしまいます。福島から新潟県内に避難中の人たちはまだ3600人にも及びCMへの反発の声も出ているようで、高額なテレビCM料と合わせて避難している人たちへの支援対策や賠償責任はどうなっているのかと憤りさえ感じてしまう昨今です。

※一昨日の頚城の山々の写真サイズを大きくしました。一番右側の猫の背のような稜線は日本百名山の雨飾山です。